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【日産】完成車検査不正 書類偽装が発覚!今後の対応は?

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日産自動車は10月2日、国内全ての車両組み立て工場で資格のない従業員が完成検査をしていた問題に関して対応策を発表しました。本記事ではその内容と、新たに発覚した書類偽装についてまとめます。

リコールの方針を発表

再点検のため販売済みの約121万台をリコール(回収・無償修理)する方針を発表し、車検相当の点検を行うためのリコール費用が約250億円かかるとの見通しを明らかにしました。

リコール対象は初回の車検をまだ迎えていない2014年10月から17年9月までに製造された車で、国内で販売された24車種(軽自動車除く)となります。先代のエクストレイルやセレナも一部対象となる、大規模リコールです。

2代目 T31型(2007年-2015年)

全国の日産販売会社のサービス工場約2100カ所で点検を実施する予定で、販売される前に登録を一時停止していた約34,000台の21車種については、再検査を実施し10月3日から登録を再開する予定です。

「心からおわびしたい。今回起こったことはあってはならないこと。」「私自身が納得できるまで調べる。そのうえで、どう責任を取るか(自分の)処分を決めたい」

日産自動車社長:西川 廣人

完成車検査における今回の不正は国土交通省の立ち入り検査により判明しました。

【日産】完成車検査で問題発覚!その検査内容とは?

書類の偽装も発覚

無資格者が完成検査の一部に従事していたことに関して、結果を記す書類には実際に検査に関わっていない有資格者の名前が記入され、押印もしてあったことが判明しました。

こうした偽装はほぼ全ての工場で行われており、国土交通省は3日、一部工場への立ち入り検査を実施し不正への組織的な関与の有無などを調査しました。

「(資格のある検査員が行うという認識が)多少薄れていたのかもしれない」

日産自動車社長:西川 廣人

現時点の調査では人手不足が原因で発生したということではない

企画・監理部:杠(ゆずりは)直樹氏

日産がホームページを更新

2017年10月2日、日産自動車のホームページにお詫びの文書と一連の問題における対応策について掲載されました。

当社の車両製造完成検査工程における問題について

この度は、お客さまをはじめ、関係する皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

当社の車両製造における完成検査工程において、一部、承認を受けた方法とは異なるやりかたで検査を行っていたことが判明しました。

これを受け、現在、販売会社在庫の登録作業を一時停止しております。対象となっている在庫車両につきましては、早急に完成検査相当の点検を実施し、順次登録手続きを再開する予定です。なお現在は、問題の工程につきましては規定通りに是正され、通常通り生産及び登録手続きが行われております。

また、既に登録された車両につきましては、国土交通省と点検内容を確認し、今週中にリコール届けを実施する予定です。対象になるお客さまに速やかにご連絡致します。

お客さまをはじめ、関係する皆様に、多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを重ねて深くお詫び申し上げます。

本件に関する問い合わせ先

日産自動車株式会社 お客さま相談室 0120-941-232 ( 9:00~19:00 )

引用:nissan.co.jp

また、完成検査の不備に伴う在庫車の登録再開、既登録者の再検査については以下のように発表されています。

未登録車の点検実施、登録再開について

  • 再点検方法:全国の日産販売会社のサービス工場にて、完成検査相当の点検を実施
  • 対象台数:約34,000台(OEM車含む)
  • 登録再開時期:2017年10月3日、再点検完了後、登録開始予定

既登録車の対応について

  • 対応方法:再点検の為、今週中にリコール届出予定
  • 再点検方法:全国の日産販売会社のサービス工場にて、点検を実施予定
  • 対象台数:約121万台(2014年10月~2017年9月製造)
  • 実施時期:今週中にリコールを国土交通省に届出後、すみやかに実施予定

なお、原因調査および再発防止策については現在、第三者を含むチームによる調査が行われているようです。

現場の風土の問題?

今回のリコール対象の台数は2014年10月から2017年9月に製造された約121万台となっています。つまり2014年10月からのおよそ3年間の販売台数が121万台ということです。

未発売の車種も約34,000台存在し、華々しくモデルチェンジをしたリーフもこの対象になっています。10月2日に発売を予定していただけに、しばらく延期となりそうです。ユーザーの不満はぬぐえませんね。

個人的に今回の事件で最も気になるのが、【無資格者が完成検査の一部に従事していたことに関して、結果を記す書類に実際に検査に関わっていない有資格者の名前が記入され、押印もしてあったこと】です。「書類偽装」という一言で終わらせればそれまでですが、こういった不正が常態化しているというのは、それが現場の「風土」となってしまっているからです。「みんなこんな感じでやってるから問題ない。」というような曖昧な状態が「あたりまえ」になっているのです。

こういった不正が行われていたことを、社長は知らなかったとしています。嘘か本当かは置いといても、それは現場まで目が届いていないということであり、社長の思いがうまく従業員に伝わっていないことを意味します。

「風土」を壊すのは簡単ですが、一から作り上げるのは多大な努力を必要とします。部下は上司を見て育ち、上司が正しいと思いこみます。そのループから抜け出すには一斉に入れ替える意外方法はありません。しかし実際にそういったことは難しく、それだけ教育が大切ということなのです。

今回の不正が再発し、「一回で分からないのか」と言われないことを願います。

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