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【国内】SUV 最低地上高ランキング2022

投稿日:2022年10月31日 更新日:

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猫も杓子もSUVの昨今。

人も荷物も十分に載せられることができるSUVは自動車の最適解のような位置づけとして多くの人に選ばれています。しかしSUVの強みと言えば、なんといっても最低地上高です。

2022年現在販売されているSUVで最低地上高の高さを比較してみました。

目次

エントリー車種

2022年現在販売されている現行のSUVを対象とします。※メーカーHPでSUVカテゴリーとされているもの。軽自動車は除く。

・トヨタ:カローラクロス、クラウン、C-HR、ハイラックス、bZ4X、ハリアー、ヤリスクロス、ライズ、RAV4、ランドクルーザープラド、ランドクルーザー

・日産:アリア、エクストレイル、キックス

・ホンダ:ヴェゼル、CR-V

・マツダ:CX-3、CX-30、MX-30、CX-5、CX-60、CX-8

・三菱:アウトランダーPHEV、エクリプスクロス、RVR

・スバル:ソルテラ、レガシィアウトバック、フォレスター、XV

・スズキ:エスクード、クロスビー、ジムニーシエラ

・ダイハツ:ロッキー

それぞれの駆動方式やパワートレインごとに一覧にしてみました。また最も最低地上高の確保された「トップ」と、その逆である「ワースト」をリストアップしています。

トヨタ

トップ:225mm
ワースト:140mm

トヨタにおいては陸の王者ランドクルーザーが最も最低地上高の高いSUVとなります。

近年は高級車のようになってしまったランドクルーザーですが、ラダーフレームを採用する本格オフロード車として余裕の最低地上高を確保しています。また次点はランドクルーザープラドで、人気のランドクルーザーシリーズがトップツーを飾りました。最も最低地上高が低いのはFFのC-HRです。こちらはクーペSUVなので悪路の走行などはあまり想定されていないようです。

日産

トップ:200mm
ワースト:170mm

最も最低地上高が高いのはエクストレイルです。アリア、エクストレイルではFFよりも4WDの方が最低地上高が低くなっています。おそらく後輪にモーターを搭載する機構の関係かと思われますが、最も最低地上高が低いキックスではFF・4WDで違いはありません。

ホンダ

トップ:210mm
ワースト:170mm

ホンダにおけるハイブリッドはe:HEVですが、ヴェゼルの場合FFよりも4WDのほうが最低地上高が低くなっています。CR-Vではその逆で、もっとも高いのはCR-Vのガソリン仕様4WDの210mmです。悪路での走行にも十分なクリアランスを確保しています。

マツダ

トップ:210mm
ワースト:130mm

最も最低地上高が高いのはCX-5です。新プラットフォームを採用したCX-60よりも高く設定されてるのは意外です。最も低いのはMX-30のEVでわずか130mmです。やはり電動車はその機構故、低くなる傾向にあるようです。

また、トヨタの次にSUVのラインナップが多いのも驚くべき点です。

三菱

トップ:200mm
ワースト:180mm

三菱はアウトランダーPHEV(Mグレードを除く)に加え、RVRが200mmでトップとなります。RVRはガソリン仕様のみとなりますが4WDが用意されており、以外にもSUVとして十分な魅力があるといえます。

スバル

トップ:220mm
ワースト:200mm

フォレスターが220mmでトップとなります。スバルのSUVは軒並み200mmを超えるラインナップとなっており、一つのアイデンティティのようなものが伺えます。またレガシィアウトバックは213mmという他社では類を見ない中途半端な最低地上高になっているのも特徴です。

スズキ

トップ:210mm
ワースト:180mm

ラダーフレームを採用する本格オフロード車であるジムニーシエラがトップとなります。スズキのハイブリッドはエンジンの始動や発進をサポートするマイルドハイブリッドとなりますが、エスクードが185mmで次点となります。

ダイハツ

トップ:185mm

ダイハツのSUVは登録車ではロッキーのみとなります。ロッキーにおけるハイブリッドは、エンジンで発電しモーターで駆動するシリーズ式となります。電動車両ではありますが、先に販売を開始したガソリン仕様と最低地上高に差がありません。開発の努力が垣間見えます。

まとめ

ランキング形式にまとめると以下のようになりました。

国内のSUVで最も最低地上高が高いのはトヨタ・ランドクルーザー(4WD)の225mmという結果になりました。まさにキングオブSUVの名を欲しいままにしています。最もオフロードに適したSUV(ランドクルーザーの場合RVと言うべき)であるといえます。

最も最低地上高が低いのはマツダ・MX-30のEVモデルで130mmとなりました。これは拳2つと入らないほどに低いもので、悪路での使用は想定されていないと分かります。そもそもFFのEVですので、短距離の街乗り用と考えれば問題はないでしょう。

EVのみに絞った場合はこちら

EVとしてはスバル・ソルテラが210mmを確保してトップとなります。

興味深いのは同じプラットフォームを使用するトヨタ・bZ4Xよりも30mm高くなっている点です。共同開発という名の下ほぼトヨタからのOEMではありますが、最低地上高からはスバルらしさを盛り込んで差別化されていることが分かります。

ワーストは先述したマツダ・MX-30となります。

続いてPHEVです。

PHEVとしてはトヨタ・RAV4、三菱・アウトランダーPHEVがともに200mmを確保してトップとなります。

PHEVとして2022年現在で国内販売台数1位を誇るアウトランダーPHEVですが、SUVとしての走行性能も申し分ないとみて取れます。RAV4 PHVはそのライバルとして遜色ない最低地上高を確保しています。

ワーストはマツダ・CX-60のSグレードとなります。CX-60はグレードによって細かく差別化されている印象がありますので、注意が必要です。

SUVであれば全て車高が高いと思うかもしれませんが、SUVが溢れた今となってはさほど高くないものも多くあります。どういった使い方をするのかに応じて最低地上高も重要なポイントになります。是非考慮に入れてみてください。

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