4代目となる新型日産エクストレイルは、既に新型のテスト車両が目撃されており着実に開発が進んでいることを感じさせます。
そのスパイショットを元にしたレンダリング画像をご紹介します。
新型はオラオラ顔か?
(和約)
新型日産ローグ(エクストレイル)の開発が進んでいます。ロシアのKolesaのアーティストがスパイショットから新型の見た目を予測しました。
日産のデザイナーはローグのフロントに、近年採用している飛び出したV型のグリルを与え、デザインを一新させます。Vの先端には薄い形状のライトがボンネットに沿って設置されています。その下に位置する大きなライトが実際のヘッドライトとみられます。スタイルはシンプルで比較的平坦ですが、ウインドウがこのセグメントにしては大きめです。
リアデザインは、シャープでとがったテールライトがサイドまで回りこんでいます。飛び出した折り目が台形を形作り、リアのスタイリングをセンスよくまとめています。
スパイショットにはキャビンの様子が見えます。デジタルの計器類やその隣に大型のインフォテインメントスクリーンを見ることができます。写真からはタッチスクリーンと物理ダイヤルやボタンのコンビネーションが考えられます。さらにHVACコントロールには独自の電子ディスプレイが設けてあります。
パワートレインは現在のところ不明ですが、2019年式アルティマにも採用され188馬力を発揮するよりパワフルな2.5リットル4気筒エンジンが有力です。発売の2020年モデルのハイブリッド仕様を廃止した後、新型として電動化モデルが用意されるかどうかも明らかではありません。
日産は新型の発売日について明言していませんが、ロサンゼルスオートショーでは見ることができないと予想します。2020年に公開、2021年に販売と考えます。
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エクストレイルと言えば初代、2代目のボクシーなスタイルが特徴的かつ個性的なSUVでしたが、3代目では北米市場を意識したスタイルに一新。丸みを帯びた普通のSUVになってしまっています。
4代目となる新型ですが、スパイショットから判断するにこのレンダリング画像のような2段式のヘッドライト、つまりジュークや新型デリカのような顔つきになるようです。
この新型エクストレイルは次期三菱アウトランダーと共同開発となります。新型アウトランダーのスパイショットからも同じような顔つきが見て取れます。つまりヘッドライト位置まで基本設計を共用化したため、同じような配置になっているのだと思います。
どちらの会社がどの程度主導権を握っていたのかは分かりませんが、このフロントデザインは日産は「ジューク」のイメージ、三菱は「デリカやeKクロス」のイメージと重なり、ちょうどよく落とし込んだような気がします。
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