クラログ

自動車関係の情報、ゲーム、ニュース紹介ネタを中心に気ままにお届けする雑記ブログです。

情報 海外 自動車

【海外】新車で買えるロシア車2選!マニア生粋のオフローダー!

投稿日:

Pocket

日本の隣国であるにもかかわらず、まだまだ知らないことが多い国ロシア。もちろん自動車会社が数多く存在し、多数の自動車を製造販売しています。

中でも魅力的なのが、ロシアの厳しい環境でも耐えられる無骨でクラシックな車が今でも販売されていることです。

そんなロシア車ですが、今回はここ日本でも購入可能な2モデルをご紹介します。

目次

UAZ-2206

UAZ(ワズ:ウリヤノフスク自動車工場) が旧ソビエト連邦時代の1960年代に開発した4×4輪駆動のバン/トラックタイプのキャブオーバー型軍用車両/汎用自動車「UAZ-452」は、1985年のモデルチェンジ以降様々な派生車種が製造され、2019年現在でもその基本設計を変えることなく生産が継続されている超ロングセラーモデルです。

UAZ-452

日本にもキャブオーバー型バンタイプのUAZ-3909等が2005年頃から民間市場向け輸入されていましたが、排ガス規制の関係で2012年以降は輸入されていませんでした。

しかし2017年にUAZ-3909の後継である「UAZ-2206」の輸入販売が多数の輸入販売店で開始されています。このUAZ-2206はバンタイプ、マイクロバス型で、定員は2~5人乗りとなっています。

もちろん最新の安全装備は何一つ搭載されていません。基本装備はABS、パワーステアリング、クーラー(無しの設定も可)、リアダブルバックドア、リアバンパー一体型ステップ、緊急脱出用ウィンドウ、ヒーター、ルームランプ、手動式ウィンドウ、運転席&助手席リクライニングシート、シガーライターソケットです。

ミッション 5速マニュアル
長さx幅x高さ 4363mm x 1940mm x 2064mm
エンジン排気量 2,693cc
燃料 ガソリン
最高出力 112.2hp / 4250rpm
最大トルク 198nm / 2500rpm
最高速度 127km/h
乗車定員 2~5人
燃料タンク容量 77L
駆動方式 パートタイム4WD

取り扱う輸入販売店はいくつかありますが、お値段は390万円程度からのようです。80年代(70年代後半?)のバンが新車で手に入ると思えば安いものです。

グローバル公式HP(海外サイト):https://uaz.global/cars/commercial/classic

UAZ-HUNTER

UAZ-452に続いて1972年に登場したのがジープタイプの「UAZ-469」です。こちらも1985年に大規模なモデルチェンジが実施され、最高速度が向上、各種のガソリンエンジン・ディーゼルエンジンを選択できるようになりました。

UAZ-469

現在ではUAZ ハンター」として製造が継続されています。こちらもUAZ-2206と同様に多数の輸入販売店で輸入販売が開始されています。定員は5人乗りとなっています。

基本装備はABS、パワーステアリング、クーラー(無しの設定も可)、スライディングウィンドウ、ルームランプ、運転席&助手席リクライニングシート、シガーライターソケット、フロントアンチロールバー、フロントスプリングサスペンション、リアトリプルリーフサスペンション、フロントディスクブレーキ、制動力分配システム、洗えるフローリングとなっています。

ミッション 5速マニュアル
長さx幅x高さ 4100mm x 1730mm x 2025mm
エンジン排気量 2,693cc
燃料 ガソリン
最高出力 128hp / 4600rpm
最大トルク 22.1kgm / 2400-2600rpm
最高速度 130km/h
乗車定員 5人
燃料タンク容量 70L(35+35)
駆動方式 パートタイム4WD

こちらのお値段も390万円程度からのようです。まだまだSUVブームが続きますが、本格オフローダーの需要も増えてきているかと思います。ジムニーやランドクルーザーではなく、ハンターという選択肢があることをお忘れなく。

グローバル公式HP(海外サイト):https://uaz.global/cars/suv/hunter

価格は高いが・・・

ちなみにUAZ-2206のバスモデルのロシアでの販売価格は756,900ルーブルでおよそ189万円。UAZ-HUNTERは652,000ルーブルでおよそ128万円です(2019年12月9日)。輸入ということもあり、お値段は少々お高くなっています。

ですがこのような古き良き時代のオフロード車が新車で買えることは普通ありません。日本の新車ではオフロードに不必要ないくつもの先進装備が搭載されていますし、こうした車に乗りたい場合は中古を探すしかありません。

それが新車で買えるということは、まさにお値段以上の価値があるのです。個性抜群のロシア車を手に入れてみてはいかがでしょうか。

輸入販売店

・AUTO RISEN:https://uaz.riesen.co.jp/

・岩本モータース有限会社:http://www.uaz.jp/

・株式会社ルパルナス:http://www.le-parnass.com/

<関連記事>

ロシア車に乗りたい!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

-情報, 海外, 自動車

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

【比較】新型ジムニー VS ロシア製4×4

新型ジムニー/ジムニーシエラは、新型にもかかわらずその機能美を重視したデザインによるキープコンセプトが受け大人気となっています。 そんな小型オフローダーとしての地位を独占しているジムニーですが、隣国ロ …

【光岡】ロックスター現る!ベース車、モチーフは?

光岡自動車から、注目の新型車が発表されました。これまでヨーロピアンなデザインが多かった光岡ですが、今回はなんと「アメ車」をモチーフにしたようです。 その名も何と「ロックスター」。まずは50台限定で先行 …

【ランドローバー】新型ディフェンダー ケニアで活躍!?

2015年12月20日を持って惜しまれつつも生産終了となり67年の歴史に幕を下したランドローバー ディフェンダーですが、新型の開発が着々と進んでいます。 ケニアで本格的なミッションにチャレンジし、その …

【豆知識】ポルシェは昔、中国で安い車を売ろうとしていた。忘れ去られたC88とは

ポルシェと言えば、世界を代表する高級スポーツカーメーカーのひとつです。 しかしそんなポルシェは90年代、中国で安い車を製造しようとしていたのをご存知でしょうか。 ポルシェ – C88 ポル …

【三菱】e-エボリューションとは?三菱の今後について!

三菱自動車は、10月25日~11月5日に東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー2017」で『e-エボリューション コンセプト(e-EVOLUTION CONCEPT)』を世界初披露す …

スポンサーリンク


管理人のクースキーと申します。

自動車関係の情報、ゲーム、ニュースなどをより多くの方に共有したく思い、個人的にお勧めする内容をこのブログにまとめていくことと致しました。

ときには生活用品など、気ままにお届けいたします。宜しくお願い致します。
記事内では一人称が「私」だったり「俺」だったり「自分」だったりしますが、現実では「僕」です。

ちなみに自動車はMT派です。ლ(´ڡ`ლ)

2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
スポンサーリンク