クラログ

自動車関係の情報、ゲーム、ニュース紹介ネタを中心に気ままにお届けする雑記ブログです。

情報 自動車 豆知識

【豆知識】車と同時にデビューしたキャラクターたち

投稿日:2022年12月11日 更新日:

Pocket

新型車を市場に投入する際、いかにアピールするかが重要になります。

そういったタイミングで稀にメーカーが「オリジナルキャラクター」を制作することがあります。いくつかの事例をご紹介いたします。

目次

カクカクシカジカ(ダイハツ)

ダイハツ・ムーブコンテは、ダイハツ工業が2008年から2017年まで製造・販売していたムーヴシリーズの軽トールワゴン。

そのデビューと同時に登場したシカのマスコットキャラクターカクカク・シカジカは、当初コンテのマスコットキャラクターとして登場したものの、次第に他のキャンペーンCMにも登場するようになりました。

今では同社を代表するマスコットキャラクターとして活躍するまでになっています。何と現在家族がおり、2児の父でもあります。公式ファンサイトを覗いてみてください。

いつの間にかイマドキのパパになっていた

イプー(トヨタ)

トヨタ・イプサムは1996年から2001年までトヨタ自動車が生産・販売していたミニバン。

初代の発売にあわせて「イプー」というキャラクターが登場しました。黄色い体に大きな鼻。その親しみやすさからCMやカタログ、グッズなど様々な形でアピールされていました。

山口県岩国市にある「山口トヨペット麻里布店」には、当時建てられたであろうイプー像が2022年現在でも健在しているようです。

見た目によらずCMでは喋っていた

Nコロ(ホンダ)

N-BOXやN-ONEといった今ではおなじみとなったホンダの軽自動車「Nシリーズ」が登場した2015年。

そのNシリーズの盛り上げ役として、子犬のキャラクター「Nコロ」が登場しました。ホンダ公認のキャラクターとして人気声優の竹内順子さん(うずまきナルト役など)を起用し、かなり気合を入れていたと見受けられます。誕生日は初代N-BOXが登場した2015年12月16日、出身地は三重県の鈴鹿市などと詳細なプロフィールまで用意されていました。

「Nコロくんの部屋」という特設サイトがあったものの、2022年現在閉鎖されています。ホンダのホームページ上にも見当たらないことから、ひっそりとその役目を終えてしまったと思われます。

キャラクター無くともNシリーズは大ヒットとなった

育てるクルマ(トヨタ)

異業種合同プロジェクト「WiLL」のクルマシリーズ第3弾として2002年に登場したWiLL・サイファ(CYPHA)

当時トヨタが開発した情報ネットワークサービス“G-BOOK”の車載端末を標準装備し、携帯電話などを接続しなくてもワンタッチでネットワークに接続が可能。ユーザーが入手した情報を蓄積してナビゲートできる等、ユーザーの嗜好に合わせて車が成長する“育てるクルマ”というコンセプトでした。

この車に合わせてイメージキャラクター「育てるクルマ」が登場。4本足で歩くクラゲのような奇妙な見た目をしていますが、CMやカタログにたびたび登場しグッズ化もされました。

今では考えられないセンスが光る

低燃費少女ハイジ(日産)

日産・ノートは日産自動車が製造・販売するハッチバック型の乗用車。

2005年に登場した初代には、販売促進用に制作された「低燃費少女ハイジ」というアニメ作品がありました。本家「アルプスの少女ハイジ」を制作したズイヨー映像協力のもと制作されたパロディ作品で、ハイジ役を芸人の友近、おんじ役を同じく芸人の河本準一(次長課長)が演じるなどユニークなものとなっていました。

初代ノートの公式サイト内には特設ページが設けられ、CMアニメの他にwebアニメも作成さるなど一世を風靡しました。今ではスマートになったノートも、初代は結構お茶らけていたのです。

今見ても普通に面白い

チアキのジャーニー(ホンダ)

2022年1月、ホンダが北米市場で展開する高級車ブランド「ACURA(アキュラ)」は、アメリカ・ユタ州パークシティで開幕したサンダンス映画祭において、アキュラのハイパフォーマンスモデルである「タイプS」シリーズが登場するアニメ作品、「Chiaki’s Journey(チアキのジャーニー)」を公開しました。

主人公である女性チアキが、ライバルとのサーキットバトルに勝利するために、様々な困難を乗り越えながら成長していくというストーリー。シリーズは4部構成となっており予告編・本編ともに、日本のアニメを強く意識した仕上がりとなっています。

公式アニメとは珍しい

・・・・・・・・・・・・・・・

いずれのキャラクターも様々な形で新型車をPRする役割を担っています。

アキュラの例は割と最近ですが、もっとこうしたオリジナルキャラクターを制作しても面白いのではないかと思います。新型モデルをイメージしたキャラクターをグッズ化すれば、車とセットで人気になりそうな気はするのですが…。

しかし、いくらキャラクターが可愛くても車がイマイチではメーカーにとって嬉しい結末にはならないでしょう。逆にキャラクターがイマイチなら、車の足を引っ張る可能性すらあります。当然キャラクターの制作にもコストがかかりますし、そうしたリスクは極力避けるのが無難だと思います。

もし今後オリジナルキャラクターが登場したとしたら、よほど自信があるとみていいでしょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

-情報, 自動車, 豆知識

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

バーンアウトパラダイスがリマスターで帰ってくる!発売は3月16日

バーンアウトといえばレースゲームでありながら、意図的に事故を起こしライバルを破壊しながらゴールを目指すという元祖破壊系レースゲームとも言える異色のシリーズです。 そのバーンアウトがリマスターされてPS …

【比較】ホンダ「N-BOX」と「バモス」 どう違う? 新型バモスはあるのか?

ホンダN-BOXはもっとも売れている軽自動車で、最近モデルチェンジが行われさらに販売が伸びてゆくことが予想されます。 今や軽自動車でスライドドアは当たり前の時代。背の高い箱型の軽自動車が主流となってい …

【2018】5月度新車販売台数分析

2018年5月度の新車販売台数が自販連より発表されました。本記事ではそのデータをもとに詳しく分析したいと思います。新車ご購入の参考になれば幸いです。 目次 乗用車ブランド通称名別順位 掲載元へ➔ 【今 …

【SUV】SUV”風”の車はなぜ存在する?ニーズはあるのか?

時代はまさに空前のSUVブームです。 適度な広さと使い勝手の良さで老若男女から人気を博し、とりあえずSUVさえ買っておけば、誰からも文句は言われないでしょう。 SUVとはそもそもスポーツ・ユーティリテ …

【事故動画】Weekly Crash Time

ドライブレコーダーの普及によって数多くの事故動画がインターネット上にアップされています。 それらは証拠映像になるのはもちろんのこと、私たちに多くの教訓を与えてくれます。 日曜日に送る厳選された事故動画 …

スポンサーリンク


管理人のクースキーと申します。

自動車関係の情報、ゲーム、ニュースなどをより多くの方に共有したく思い、個人的にお勧めする内容をこのブログにまとめていくことと致しました。

ときには生活用品など、気ままにお届けいたします。宜しくお願い致します。
記事内では一人称が「私」だったり「俺」だったり「自分」だったりしますが、現実では「僕」です。

ちなみに自動車はMT派です。ლ(´ڡ`ლ)

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
スポンサーリンク