ホンダは4月20日、今夏発売予定の新型軽バン「N-VAN(エヌ バン)」の情報をホームページ上に一部公開しました。
N-VANは、ホンダ「N」シリーズに新たに追加される新開発のバンであり、軽自動車販売台数長らく1位のベストセラー「N-BOX」をベースに開発された全く新しい新しい車です。
目次
ホームページより
N for Work
はたらく人の毎日を、
豊かな時間に変えていこう。
HondaのNシリーズが、
こんどは軽バンの世界に新しい基準をつくります。
大容量の荷室とともに新発想の”ダブルビッグ大開口”を採用し、
画期的な使いやすさを実現。
スムーズな走りと安全性まで磨きあげました。
はたらいている時も、趣味に打ち込んでいる時も。
そのあらゆる瞬間を、豊かな時間に変えていこう。
N-VANが、いよいよ走り出します。
出展:honda.co.jp
はたらき方を変える
”ダブルビッグ大開口”が、
画期的な使いやすさを実現。
軽バン初※の助手席側ピラーレス使用を採用し、
助手席側から荷物へのアクセスが大きく向上。
テールゲートと合わせて2つの動線を使えることで、
積み降ろしの効率が劇的に変わります。
(※2018年4月現在:Honda調べ)
出展:honda.co.jp
ポイント
このN-VANにおけるポイントは大きく3つあげられます。
・助手席側ピラーレス
軽バン初の助手席側ピラーレス構造により「ダブルビッグ大開口」となります。この「ダブル」とはトランクと合わせて大きな開口部が2つあると言う意味で、用途やスペースに応じて使い分けることのできる斬新な仕組みです。
・低床スクエアパッケージ
床を低く抑え、角ばった車体を採用することで室内スペース効率よく使用しています。軽バンとしての使い勝手をそのままに、「標準」仕様と屋根の高い「ハイルーフ」仕様が用意されています。
・フラットな助手席&荷室
荷室がフラットであることはもちろんのこと、リアシートに加え、助手席シートもフラットに収納できる「ダイブダウン機能」を採用しています。「N」シリーズならではの低床フロアと相まって、ダイブダウンした助手席からテールゲートにかけて広がるフラットな空間が新たな積載スペースを生み出し、大容量の荷室を実現しています。
ホンダセンシングを標準装備
全車に先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備し、働く人に安心・快適な運転環境を提供します。
※搭載しないモデルも用意されます。
ホンダセンシングについて:http://www.honda.co.jp/hondasensing/
ついに見えた
発売は2018年夏とのこと。
これまでテスト車両がたびたび目撃されておりましたが、ここへきてホームページが開設され、発売まで秒読みとなりました。加工こそされていますが、カモフラージュのないN-VANの姿が初めて見えました。
個人的に注目したいのはホームページ上のこのセリフ。
はたらいている時も、趣味に打ち込んでいる時も。
そのあらゆる瞬間を、豊かな時間に変えていこう。
商用車だとしたら働いている時しか使わないはずですが、趣味に打ち込んでいる時にも使っていい車だと分かります。
これはバモスのコンセプトを受け継いでいる何よりの証拠でしょう。アクティバンの今後の生産については現時点では分かりませんが、アクティバンとそれをベースにしているバモスとを統合した新車種と考えると自然に思えます。
さらに気になったのが、ホンダセンシングを装備しないモデルも用意される点です。これは機構のシンプルなMTを用意する可能性を感じさせます。
これまでの軽バンを廃止するのであれば、やはりこれまでのユーザーも満足させる必要があります。その辺をどう考慮しているかが今後の注目ポイントと言えます。
新しい情報が入り次第お伝えしたく思います。
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