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英語はますます必要とされている
グローバリゼーションの中で、世界各国の人々とコミュニケーションをとる必要性がでてきています。そんな中で意思疎通をする為に共通言語として英語が存在しています。英語さえ理解できれば世界中のだれとでもコミュニケーションがとれるのです。少なくとも英語ができて文句を言われることは無いでしょう。
近年ではテクノロジーの進歩により自動翻訳してくれる機械も登場していますが、英語に限って言えば直接思ったことを伝える方がスムーズですし、これに勝るものはないでしょう。
日本人は英語ができないとよく言われますが、これはやはり歴史・環境によるものが大きいと思います。日本人ははるか昔から西洋の学問を取り入れ、積極的に翻訳して学んできました。そのおかげで我々の豊かな暮らしがあるのですが、悪く言えばそのせいで我々は全ての情報を日本語で仕入れることができてしまいます。
さらに日本に住む多くの住民が日本人であることに加え、アジア圏という英語以外の多様な言語域であることで、英語を使ったコミュニケーションをする機会自体が少ないのも要因と言えると思います。
そういった環境から、英語は苦手という方が多くいるのでしょう。ですがペラペラとはいかなくても、自分の思っていることを伝えられるぐらいには誰しもなりたいはずです。
本記事では少しでも英語に親しめるようなアイデアをいくつかご紹介したいと思います。
①目標を設定する
何か目標があるのとないのとでは大きな差があります。私は英検準1級を取得していますが、「1級とれればいいな~」程度で継続的に勉強しています。
そこで、いくつか英語関係の資格をご紹介いたします。下の級からでも、是非トライしてみてはどうでしょう。
・実用英語技能検定
実用英語技能検定は、公益財団法人日本英語検定協会 (Eiken Foundation of Japan) が実施する英語技能の検定です。一般に英検と呼ばれています。 英語に関連する検定としては日本では最も長く行われています。
・TOEIC
TOEICは国際コミュニケーション英語能力テスト( Test of English for International Communication)の略称で、英語を母語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験です。
・工業英語能力検定
工業英語能力検定は、公益社団法人日本工業英語協会(Japan Society for Technical Communication、略称JSTC)が運営している日本における英語検定のひとつで工業英検とも言われます。文部科学省後援試験で、上記の英語検定(英検やTOEIC)等と異なり、工業技術英語に特化した英語検定です。
②単語帳は買わない
英語の勉強というと「単語帳」のイメージがあるかもしれません。実際上記の検定試験に対しても対策用の単語帳が数多く発売されています。
「単語帳買って全部覚えるぜ!」
という方もいるかもしれませんが、全くお勧めしません。
もちろん個人差があるので一概には言えませんが、私は単語帳の単語の羅列が苦手で、全く頭に入ってきません。全てのページが単語で埋め尽くされているわけですから、それだけでもうやる気が出ないのです。
個人的にお勧めする方法としては、とりあえず問題を解いてみることです。
なので予想問題ドリルや問題集を買いましょう。
「単語が分からないと解けないじゃない!」
その通りです。なので一通り解いてみた後に、オリジナルの単語帳を作成するのです。その中には等級に応じた単語の他に、知っておくべきだった単語も含まれるはずです。そうして自分から分からない単語、文法を調べていくほうが断然やる気がわいて来るはずです。
③Youtubeを活用する
Youtubeで英語のレッスンを聞く・・・ということではありません。
Youtubeにアップされている動画は世界中から集まってきています。つまりいろんな国のネイティブの言葉を聴くことができるのです。
お勧めの活用方法としては、興味のある内容を英語で検索してみることです。
例えば私の場合、車が好きなので「toyota review 2017」とでも検索してみます。すると2017年に発売されたいずれかのトヨタ車のレビュー動画を見ることができます。英語で検索しているのでまず英語のビデオが表示されるはずですので、そこから英語でのレビューを聞くことができるわけです。
さらに興味のあること、動画であることでより理解しやすいはずです。勉強というより、気楽なリスニングとして活用してみてはいかがでしょうか。
▶Toyota C-HR 2017 SUV review | Mat Watson Reviews-carwow
④テレビを活用する
英語の教育番組を見る・・・ということではありません。(もちろん有効ですが)
NHKのニュースには副音声が設定されており、英語に変更することができるのです。それによって日本のニュースを英語で聞くことができるわけです。
これもYoutubeと同様に、映像に加え親しみやすい内容のおかげで、ある程度言っていることが分かるかと思います。好みに応じて字幕を表示すれば、より理解しやすくなります。
また、外国で放送されたドキュメントや情報番組は、副音声にしてみると意外と現地語のナレーションを聞くことができたりします。
夕方のニュースを英語で見るようにしてみるのも面白いかと思います。
まとめ
以上の4つのポイントはそれぞれ以下のような意味があります。継続的かつ無理なく英語に触れることで、自然と「英語の雰囲気」がつかめてくるはずです。
①目標を設定する・・・継続的に勉強をする動機づけ
②単語帳は買わない・・・勉強における取り組み姿勢を決める
③Youtubeを活用する・・・息抜きの時間も英語に触れる
④テレビを活用する・・・普段の生活に英語を混ぜる
継続は力なりとも言いますが、無理に続ける必要はありません。1日1問でも立派な継続です。是非自分なりの「英語の触れかた」を見つけてみてください。