独特なデザインで一世を風靡した日産「ジューク」。その新型がいよいよお目見えとなりそうです。
2代目となる新型でも、特徴的なフロントデザインは健在です。
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新型ジューク 来年にも発売か
(和訳)
日産は新型ジュークのテストを積極的に行っており、来年にも販売が開始されると予想されています。プロトタイプが公道でテスト走行を行っていますが、カモフラージュが施されています。しかしそのベールを除いた2020年ジュークのレンダリング画像を作成してもらいました。
実物のスパイショットやこのレンダリング画像から、新型は革新的というよりは進化的と言えます。独特なエクステリアは新型ジュークを感じさせますが、一新されたボディラインが組み合わされるでしょう。このレンダリング画像からは特徴的な3層のヘッドライトが予測されます。
グリルの形状やサイズは現行に比べかなり大きくなっており、全体的な見た目にマッチしています。ヘッドライトは丸目のランプと同様に上部に集約され、下部のフォグランプも含め全てLEDとなっています。
ヨーロッパでの立上げについて、我々はルノー日産の1.5L dCiエンジンが顧客に最も選択されるであろう予測しています。ディーゼルエンジンの需要減少により、コンパクトなハイブリッドパワートレインが取って代わるかもしれません。
日産のオリジナルプランとしては、今年秋の発表を予定していましたが、実質的にこのファンキーなクロスオーバーが登場するのは2019年の最終週か来年の始めになるでしょう。このモデルはアライアンス内においてよく使用されるCMF-Bプラットフォームをベースとし、他にも日産キャシュカイ、エクストレイル、ルノーカジャーやコレオスなどにも使用されています。
生産モデルのコンセプトカーは数カ月後に見ることができると予想されます。2代目ジュークの欧州向けの生産は、イングランド北部のサンダーランド工場で行われるでしょう。
打倒CH-Rか?
ヨーロッパでのテストがたびたび目撃されており、完成は間近だと感じさせます。
人気のSUVのなかでもデザイン性を重要視したものとしてトヨタの「CH-R」があります。現行ジュークはその先駆けとして早9年目を迎えており、明らかに時代遅れになっています。
日本国内を軽視している時代が続いている日産ですが、このジュークを皮切りに新たな時代を切り開いて行けるでしょうか。今後の動向にも注目です。