自動車メーカーの不祥事が相次ぐ国内において、抜群の信頼性をもつトヨタですが、販売が好調なオーストラリアにおいて、ハイブリッドカーの累計販売台数が10万台を突破しました。
足掛け20年
(和訳)
トヨタオーストラリアは、オーストラリアでのハイブリッドカー販売が10万台を突破したと発表しました。初代プリウスの発売からおよそ20年となります。
オーストラリアでも最も売れているメーカーでもある日本ブランドによると、今月の新型RAV4ハイブリッドの発売に先立って、このマイルストーンは「4月末ごろに」達成されました。
RAV4ハイブリッドは、カローラ、カムリ、プリウス、プリウスC、プリウスVといったトヨタの人気ハイブリッドラインナップに加わります。今年末にはさらに2モデルが追加予定です。その1台は新型カローラセダンでしょう。トヨタもそれを認めていますが、もう1台は謎のままです。
もう1台は先月ニューヨークモーターショーにて公開された新型クルーガーとも思われていましたが、それとはまた別のモデルのようです。
2019年のハイブリッド追加モデルとしては、海外で既に展開しており、今年末にかけてのアップデートを考慮するとC-HRであると考えられます。
さらに2020年末までに登場するであろうハイブリッド車としては、今年末か来年初頭にデビュー予定の新型ヤリスも計画されています。
トヨタオーストラリアによると、今年現在までにおけるカムリの販売台数の内45.4%がハイブリッドであり、カローラでも31.4%はハイブリッドであったとのこと。
割合は小さいにもかかわらず、カローラは今やオーストラリアで最も人気のハイブリッドカーとなっています。登録台数は2019年4月末の時点で2,957台と、カムリハイブリッドの2,298台を上回っています。
「EVが未来の車としてここ最近ブームになっています。しかし現実としてテクノロージーは既にここにあり、トヨタはハイブリッドパワートレインで20年に渡りオーストラリアでリードし続けてきました。」とセールスアンドマーケティング部代表ショーン・ヘンリー氏は言います。
「ハイブリッド技術はピュアEVよりも使いやすいというだけではありません。充電の必要がなく、従来の内燃機関を持つ車に比べて排出するCO2は少なく、より燃費も良いのです。」
出典:https://www.caradvice.com.au
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