三菱自動車を代表するスポーツセダンで、惜しまれつつ生産終了となったランサーエボリューションの「新型」が製作されました。
一体どういうことなのでしょうか。
目次
現実。
(和訳)
三菱自動車は愛すべきランサーエボリューションを2015年のファイナルエディションをもって生産終了としました。そしていつかエボが帰ってくると言うかすかな希望の光が見える一方で、それは同じものだとは限らないでしょう。なぜなら三菱は公式に他のスポーツカーであるエクリプスのように、SUVに飛び乗るかもしれないと示唆しているからです。
しかしもしエボ11が望むべきセダンとして戻ってきたとしたら?それはDytko Sportが答えようとしている質問です。名前にピンとこないかもしれませんが、ランサーエボリューションのラリーカー向けパーツの製造・販売に特化したポーランドの会社なのです。彼らはProto Carsと協力し、エボ10を完全にカスタマイズされたスポーツセダンへと変えました。
現時点での詳細は不明ですが、Dytko Sportは来週にも完全なお披露目を計画しているといいます。このレーシーなセダンにはエクリプスクロスのヘッドライトが使用され、テールライトからはジャガーの雰囲気を感じさせます。膨らんだフェンダー、フードベントやルーフスクープなど、クリエイターによって洗礼を受けたランサーエディションRは、まさにその一部と言えます。
Dytko Sportが三菱のダイナミックシールドデザイン言語の影響を受けてカスタムエボを構想していることを考慮すると、この車の設計に費やされる作業量は印象的です。内部の写真は公表されていませんが、窓を通して見ることができるいくつかの写真によると、後部座席の代わりに2つのバケットシートとロールケージを見ることができます。
我々はパワートレイン、サスペンション、ブレーキやその他ハードウェアについて、変更があるのかどうかを知りたいです。思い出すのは、前述したファイナルエディションは1600台生産され、少々アップグレードされたターボエンジンにより303馬力、305ポンドフィート(413N・m)のトルクを発揮しました。2リットル4気筒エンジンは5速マニュアルのギアボックスに接続され、前輪へとその力を送り出していました。
続報が入り次第お伝えします。
出典:https://www.motor1.com/news/299523/mitsubishi-lancer-edition-r/
今後の動きに期待
写真からはDytko Sportと三菱との関係20周年を記念して製造されたと分かります。
日産GTRの件もあるように、こちらも限定生産でもいいので是非発売してほしいものですね。それと同時に三菱自動車はやはりこういうスポーツの分野で何かしらの活動を再開することが望ましいと思います。ランエボやパジェロと言うブランドは全てモータースポーツによるものであり、その舞台での活躍こそがブランド力の回復への近道であると個人的には感じています。
今後この試作車がどういう影響を与えるかによって、ひょっとすると何かが大きく動くかもしれませんね。