ラリーアートを復活させるなどパフォーマンスモデルの動向が注目される三菱自動車。
この波に乗ってもしランエボが復活するとしたら?きっとこんな感じだろうという希望を基に作成されたレンダリング画像をご紹介します。
涙がでる・・・
(和約)
2021年5月、三菱のラリーアート復活宣言は我々を驚かせました。その興奮は数ヶ月間しか続きませんでしたが、最近になってラリーアートのアクセサリーを纏った2つのモデルをタイで発表しました。我々が望んでいるのはもっと感情的にさせてくれるものなのですが、三菱はつまらないクロスオーバーやトラックに注力していくようで、残念ながらエボリューションモデルは実現しないということになります。
2021年夏には三菱がモータースポーツへの復帰を検討していると明らかになりましたが、新型ランサーエボリューション等の具体的なプランは全くありません。ドアは完全に閉ざされています。しかしあくまでパフォーマンスセダンのような車の開発をするような「体力がない」ということです。
Kolesa.ruが製作したレンダリング画像によると、現代的な三菱ランサーエボリューションが見て取れます。パフォーマンスセダンが復活するというポジティブなニュースは全くありませんが、デザイナーのNikita Chuiko氏は我々にそれを応援するようなものを与えてくれました。鮮やかなイエローのボディに三菱のダイナミックシールドを備えた新型セダンの姿です。
全体的な形はランサーエボリューションの最終型に良く似ていますが、よりシャープなラインにより全く違った印象を受けます。リアデザインはシャープなテールライトがリアフェンダーまで伸びており、とても逞しい佇まいとなっています。この作品は素晴らしく、ランサーエボリューションへの希望を抱かずにはいられません。今は無理かもしれませんが、明日のことなど誰も分からないのです。
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リコール隠し、燃費不正をしていなければ、今頃一体どんなラインナップだったのでしょうか。少なくとも不祥事が発覚するまでは国内3位の自動車メーカーだったわけですから、間違いなくランエボもパジェロもいたことでしょう。
モータースポーツ嫌いの疫病神はこの世を去り、ラリーアート復活など明るい方向へと進んでいるのは確かです。やはり望むべきはパフォーマンスモデルですが、個人的には100%スポーツに振ったPHEVがいいところかと思います。
デカイSUVではなく車高の低い、それこそ2ドア2人乗りのコンセプトカーでもいいので一度そういったモデルを作ってみて見せてほしいものです。あるいは新型アウトランダーPHEVでラリーに出場し、PHEVの性能をアピールするなどしてくれれば、多少は本気度が伝わるのではないでしょうか。