オーストラリアのとある警察署にホンダから「シビック タイプR」が寄贈されました。
これで犯罪者もバッチリ追跡できる・・・と思いきや、そうした使われ方はしないもよう。その意外な理由とは。
PR用?
オーストラリア南東のニューサウスウェールズ警察に、ホンダからシビックタイプRがプレゼントされました。300馬力越えでクラス最高峰のFFシャシーにも関わらず、タイプRは追跡などの業務には使用されないとのこと。
そのかわりこのハイパーハッチバックは「コミュニティエンゲージメント」の道具としてソーシャルメディアを通して一般公開されます。ニューサウスウェールズ警察が「みんな!我々も車が好きなんだ。だから交通をより安全にするためにここにいる。そのチャンスをくれ!」と言っているのを想像してみてください。
面白いことに、ニューサウスウェールズ警察がタイプRをパトロールカーとして使用したくても、「警察車両はATでなければならない」という規則になっており、MTのみのこの車は使用できないのです。
しかしタイプRがコミュニティーに現れるということは、人々に地元の警察の知ってもらうにはとてもいい方法ですね。
出典:https://www.carthrottle.com
たしかにMTだといざという時、うまく操縦できないかもしれませんね。
ところで、日本でもこういったハイパフォーマンスカーがパトカーとして導入されたことも過去に何度かありますが、今はどうなったのでしょうか。
最後に、2016年に投稿された日本の高速道路を走る「R34 GTRパトロールカー」にテンションが上がる外国人の模様をどうぞ。
▶JAPAN’S R34 GT-R HIGHWAY PATROL CAR IS REAL AND STILL ALIVE! – Adam Zillin