イタリアを拠点とするAres Designによって製作された、ランボルギーニ ウラカンをベースにしたレトロスーパーカー「パンサー」の公式画像が公開されました。
かつての名車デトマソ パンテーラを現代風にしたような見た目に加え、リトラクタブルヘッドライトがそのまま新車として市場にでてきます。これは自動車業界におけるビッグニュースです。
レース仕様も検討中
(和訳)
ランボルギーニ ウラカンは誰しも欲しがる車ですが、Ares Designの手にかかればそれは豪華なパンサーへと様変わりします。レトロ基調のプロジェクト1は先週、デ・トマソ・パンテーラをモチーフに再構築されたランボルギーニウラカンの最終形態を公開しました。今日このレトロなミッドシップスーパーカーをレポートできて喜ばしく思います。また、スパイダー仕様も加わるとの話です。
Top Gear magazineとのインタビューの中で、Ares DesignのCEOであるDany Baharにより明らかにされました。今後5年間で合計70台のランボルギーニをパンサー仕様に変換し、そのうちのいくつかはスパイダー系のものになるとしています。しかし、クーペの配達は今年4月下旬から5月上旬までに開始される予定ですが、オープントップ派生の商品は2020年まで生産されないようです。
Ares Designが2019年後半にウラカン スパイダーをベースにした車の導入を計画しているので、パンサースパイダーを見るために来年まで待つ必要は無いようです。正確な日付は明らかにされていませんが、近々お披露目される予定だと言及しています。おそらくクーペの納車を開始し始めた後数ヶ月だと思われます。
しかし、ちょっと待ってください。 ウラカンがトラック指向のPerformanteバージョンを生み出したように、Ares Designは現在、Pantherのハードコアバージョンを開発する見込みを分析しています。
当分の間、我々はCEOがより速いバージョンがあるべきであるかどうか「論議している」ことを知っていますが、Ares Designは可能性として超高速で高レベルのパワーではないと警告しています。彼はパンサーやその他全てのプロジェクトの背後にあるアイデアに言及し続け、例えそれが実際にドナーカーよりも少し遅い車で出ることを意味していても、運転の喜びに焦点を合わせているとのことです。
ランボルギーニウラカンもなかなかのスーパーカーなので普段見かけることはありませんが、これに関しては国内で見ることはまずないでしょうね。しかしリトラクタブルを採用してしまうあたり、さすがイタリアの企業と言えます。
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