スバル WRX STIのファイナルエディションが発表されました。
販売終了の理由は不明ですが、変革期に突入した自動車業界において、どういった意味を持つのか気になるところです。
スバル WRX STI、8台限りの「ファイナルエディション」
SUBARU(スバル)のスペイン部門は、『WRX STIファイナルエディション』(WRX STI Final Edition)を8台限定で発売すると発表した。
WRX STIファイナルエディションでは、『WRX STI』をベースに、ゴールドで塗装された19インチのアルミホイールを採用した。フロントバンパーのグリルはブラック仕上げ。ドアには「ファイナルエディション」のエンブレムが装着される。
ブレンボ製の大容量ブレーキを採用。マルチモードドライバーズコントロールセンターディファレンシャル(DCCD)もチューニングを変更し、走行性能を向上させた。ボディカラーは、8台のうち6台がWRブルーパール、残りの2台がクリスタルブラックシリカとなる。
インテリアは、シートやシフトレバー、ドアトリム、ステアリングホイールに赤いアクセントを使用。シートベルトも赤とした。
パワートレインには、2.5リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力は300hpを引き出す。トランスミッションは6速MTを組み合わせている。
出典:https://response.jp、https://www.subaru.es
・・・所感・・・・・・・・・・・・・・・
スペインにて、スバルWRX STIの販売が終了することとなり、限定モデルとして「ファイナルエディション」が登場したというわけですが、国内でもいずれこうしたモデルを出す日が来てしまうのでしょうか・・・。
しかも生産わずか8台のみという入手難易度の高いモデルとなっており、マニアにはたまらない1台ですが、価格はおよそ720万円とかなりの高価格です。
これからの自動車は自動ブレーキといった先進装備が必須になることは間違いありません。そうなるとこれまでのコンセプトを180度変えなければならないモデルが出てきます。その結果、時代には適合できても、本来のスピリットからずれてしまうことになります。このWRX STIを例にすれば、新型がEVで自動運転となった場合、それは”本当にWRX STIなのか”ということです。
いっそのこと幕を閉じた方が潔いという流れになることも考えられます。自動車業界100年に1度と言われる変革期に突入している中で、消えゆくモデルが続出していくことは避けられないでしょう。