電気自動車市場に本格的に参入し始めたトヨタですが、そのラインナップには中国企業の力が不可欠だと言います。
新型EVセダンは中国企業と共同開発?
(和約)
トヨタ・bZ4XはEVとしてのエントリーモデルとなります。今後世界的に15モデルが用意され、そのうち7モデルがbZとしてラインナップされます。そのbZとしての2つ目のモデルは中国の自動車メーカーとの協業で2022年に発売となるようです。
ロイターが報じた内容によると、トヨタは中国の自動車メーカー「BYD」と次期型のEVセダンに関するキーテクノロジーの協業をするようです。
BYDはEVのバッテリー技術に特化した自動車メーカーです。様々なサイズのEVを手掛け、今ではEV界をリードする世界的企業となっています。それはTimesが選ぶ”世界の最も影響力のある企業100社”に選出されるほどです。
情報によると、BYDの小型リン酸鉄リチウム電池(LFP電池)はこのコラボレーションの肝となります。目的はリーズナブルで室内空間の広いモデルを作り出すことで、それはBYDの技術あってこそだというのです。
新型のトヨタ製EVはカローラより若干大きくなるといいます。そのEVはコンセプトカーとして2022年4月に開催される北京自動車ショーにて公開されると予測されています。その後bZ4XとしてbZラインナップに加わりますが、中国専売のモデルともいわれています。
価格は200,000元以下、約30,000ドルと推測されています。Automotive News EuropeはトヨタとBYDはこの件についてコメントを避けています。
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