皆さんは車を運転中、煽られたことはありますか?
後ろにぴったりとくっついて、「早く行け」と言わんばかりに嫌がらせをしてくるやつらのことです。よく幹線道路を走っていると猛スピードで迫ってくる車をよく見ますよね。ところで、その「煽ってくるやつ」のことを皆さん何と言いますか?
目次
後ろから煽ってくる!「テールゲーター」とは?
実は「煽ってくる車」のことを海外ではよく「テールゲーター(tailgater)」といいます。
テールゲート(Tailgate)とは、本来「下向きに開く車の後部ドア」のことをいいます。ピックアップトラックの荷台のゲートをイメージするとよいかと思います。それが転じて「前の車のすぐ後ろを運転する」ことを意味するようになりました。主に不正に関門などを通過するために、通過許可のあるひとの後ろにぴったりくっついていく様を表しています。
▶Tailgater(bit of karma) – DrivingPainOfALondonGirl
現代においてはいわゆる煽ってくるやつのことを指して「テールゲーター」と言われます。
ですから、煽っている本人は「どけどけ~俺様のお通りだ!道を開けろ!」という気持ちかもしれませんが、実際は「俺、許可もってないんだよ。」となるのです。
そんなやつに後ろにつかれたら、サッと道をあけてあげましょう。次の許可者を目指してばれないように飛んでいくはずです。
急ブレーキで嫌がらせ「ブレーキチェック」とは?
前の車が急にブレーキを踏むことは割とよくあることだと思います。緊急回避であればそれは当然の動作であり、車間距離を十分にとっていれば問題ないはずです。ですが中には嫌がらせとして目の前で急ブレーキを踏んでくるやつもいます。
普通に運転していればそんなことされる筋合いは発生しませんが、何かの拍子で相手をムッとさせたり、またその相手がキレるタイプだと一気にバトルレースの開始となってしまいます。そういった場合、相手が自車を止めるため、または脅かす目的で前に割り込み急ブレーキをかける行為に及ぶことがあります。
そういった「意図的に急ブレーキをかける行為」のことを「ブレーキチェック(Brake Check)」といいます。文字通りブレーキをチェックしているような見た目からこの名前がついており、動詞としても仕様が可能です。
例:I brake checked the idiot driving behind me.
(後ろを走る馬鹿にブレーキチェックしてやったぜ。)
また、それをするやつのことを「ブレーキチェッカー(Brake Checker)」ともいい、先ほど説明したテールゲーターが、そのままブレーキチェッカーへと変貌することもあります。しかし中にはそのブレーキチェックが最悪な結果を招くこともあります。
▶Brake Checking Gone Wrong – youtubers
そりゃこうなりますよね・・・。前を走る車が遅いと感じることは誰しもあるかと思います。ですがその程度で腹を立てていては運転なんてできません。ブレーキチェックされたことに腹を立て、テールゲートしたりするようなことはやめましょう。