スバルを代表するセダン「レガシィB4」が、国内での生産を終了するようです。しかも国内販売を継続するかは”検討中”とのこと。
レガシィ消滅の可能性がでてきています。
目次
セダン離れ浮き彫り
SUBARU(スバル)は2020年秋にも、セダン「レガシィB4(米国名=レガシィ)」の国内での生産を打ち切る。レガシィB4は北米での人気が続いており、生産拠点を米国に集約する。国内販売を継続するかは未定で、米国産の輸入を検討する。国内のセダン人気は低迷しており、需要に合わせて生産車種を最適化する。
スバルが主要サプライヤーに通達した生産計画によると、レガシィB4の生産を20年秋に止める。現在、群馬製作所(群馬県太田市)で生産しているが、米国子会社のスバル・オブ・インディアナ・オートモーティブに生産を集約する。
国内市場は、燃費性能に優れた軽自動車やハイブリッド車(HV)のほか、ミニバンやスポーツ多目的車(SUV)に人気が集まる傾向が続いており、セダンの人気は低迷している。2018年度の国内販売でも、上位10車種のうち7車種が軽で、3車種がHV設定車種だった。
一方、米国でもフォードモーターが北米でセダンから撤退するなどセダン販売の苦戦が目立つが、レガシィB4は堅調な販売が続く。スバルはレガシィB4の生産を日米2極体制から米国に集約することで効率化を進める。
セダンはオワコンなのか
スバルのラインナップにはセダンとして「レガシィB4」「インプレッサG4」「WRX S4」「WRX STI」の4種があります。中でも需要が低迷するレガシィの生産が海外へ移行となります。
初代レガシィの発売は1989年。現行型は2014年発売開始の6代目になります。
記事内にもあるように、フォードも北米でセダンから撤退しており、スバルとはかつてラリーで競い合った三菱においても、セダンはラインナップから姿を消しています。
若者にとっては高価で、家族にとっては狭いこうした大型セダンは、好きでもない限り選択肢に入らないのが実情でしょう。利便性や効率性を考えるとSUVやミニバンが人気となる理由は分かりますが、メーカーには伝統を守り続けていく必要があります。
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何故、新型レガシィが販売もしていない1年以上前に生産中止を決めるのは早すぎます。
進化した新型レガシィB4に期待して待っている方はいます!
何故更にセダン低迷とは言え更に売上減少と決めつけるのでしょうか?メーカー内部の事情は理解していますが、発売後の売れ行きを確認してやむを得すと判断しても良いと思います。
時期型WRXに期待して集約する判断も理解出来ますが、レボークを見た通りレガシィの代わりにはなりません。スバルの顔、伝統も大切にして欲しいです。
是非とも米国生産の輸入車でも良いので国内販売ラインナップに
レガシィB4を残して下さい。
アウトバックのみでは弱いです。
販売の多い北米に生産拠点を移すと言うことは、国内へは輸入となってしまいコスト高となります。そこまでして売れない国(日本)向けに生産台数を確保して輸出するのは、生産計画的に簡単なことではないと思います。ミニバン、SUVブームが終わらない限りなかなか厳しいのではないでしょうか・・・。
社有車に新型レガシィをと検討していたのに、クラウンにせざるをえないのか?
AUDI S4の様な位置づけにしてプレミアムスポーツセダンで売る気は無いのか?
現行型でもターボがあれば検討していたのに。
立場上、輸入車は避けて国産プレミアムセダンを検討している人はいるはず。
マツダはスバルのあるべきポジションに取って代わろうとしている
スバルならではの堅実なセダンが無くなるとなると寂しいところです。
クラウンも無理な若返りのせいで存在感が微妙になっており、時代に合わせつつも時代に流されないことがどれほど大変なことか、良く分かります。
結局、ブラックのBN9EのB4を社用車に購入しました。
想像以上に素晴らしい車で、隠れた名車です。
ブラックならば社用車にはもってこいです。
普段、デイライト点けて走ってるとAUDI.A4.やらLEXUSIS300に乗車の御仁からジロジロ見られます。
スバルは現行型B4のTVCMをどんどん流すべきです。