トヨタ自動車は2019年4月16日、中国で開催中の上海モーターショーにてレクサスブランド初のミニバン「LM」を世界初公開しました。
トヨタのアルファード・ヴェルファイアをベースに、レクサス独自のデザインである「スピンドルグリル」を身にまとい、オリジナリティーを演出しています。
海外の反応
トヨタの高級ミニバンであるアルファード、ヴェルファイアは中国や台湾に輸出されているものの、アメリカやヨーロッパなどには展開されていません。
レクサスLMは多くの地域にとって初めて見るトヨタ製高級ミニバンとなり、その存在感と高級感に注目が集まっています。
いくつかのコメントを見てみましょう。
・レクサスよ。これをアメリカとカナダで作ってくれ。よろしく。
・トヨタアルファード・ヴェルファイアがちょっとファンシーになっただけじゃないか。アメリカで売るには狭すぎるよ。
・間違いなくMPVの王様だ!
・リンカーンタウンカーと置き換えるためにもアメリカに持ってきてくれ!
・イギリスに来る可能性はあるのか?いい車だ。
ーそれは疑わしい。アジア限定だろう。
ー規制対応して輸入もあるかもな。
ーLM300hハイブリッドなら可能性はある。Euro6フェーズDの排ガス規制に適応できればの話だけど。
・よくやったレクサス!感銘を受けたよ。
・アルファードより美しい。
・日本では発売間近だ。
・日本限定なのか?
・レクサス。いつも最高だ。
・家族やビジネス向けのMPVとしては少しがっかりだ。リッチな人にはいい車だけど。
ー家族向けにヴェルファイア、ビジネスにアルファード、そして最高クラスにこのLM。理に適ってるよ。
・アルファードのフェイスリフト!
・価格を教えてくれ・・・。
・自分好みじゃないし、買うこともできないよ。
ー「好みじゃない」前にそもそも「買えない」だろ。
・アメリカに来ても売れないだろうな。
ーアメリカ、イギリスには来ないだろう。これはアジア、中東、東ヨーロッパのみだろうな。
ー誰がアメリカでレクサスのバンに乗るんだよw。
・アルファード ロイヤルラウンジのように、ドライバーは狭いシートに追いやられるんだろ。
・この高級なインテリアをもつ車体を、エンジンは活発に動かす必要があるのか・・・。アメリカで発売されるかどうかわからないが、この2つの問題が解決しているなら、発売しないのは間違いだろう。ここアメリカではレクサスのディーラーがあまり得意ではない特注の面白い車になるかもしれない。
-インテリアとエンジンについてはいい考えだ。でも北米における大きな問題は、巨大なスピンドルグリルのようなエクステリアのスタイリングだと思う。すごい内装でもこればかりはどうしようもない。
・レクサスのバッジを付けたトヨタ車を売るのと同じ目的で、メルセデスは主にヨーロッパと中国でVクラスを好調に販売している(年間40,000台)。面白いのはビッグスリーが、そうした市場が本当に存在するアメリカで同様のものを提供していないということだ。
-高級なバンはアメリカにもある。ただそれらは第三者のコーチビルダーによって作られた典型的な特注車だ。
出典:https://www.autonews.com/shanghai-auto-show/luxury-van-lexus-says-yes-lm-350
国内導入の有無を気にするコメントが多くありました。
スペックや価格は明らかにされていませんが、レクサスによると現時点で日本市場への導入予定はないということです。
国内で発売しても買える人はわずかでしょうし、何よりアルファード・ヴェルファイアのユーザーにとっては、せっかく手に入れたミニバン王座の地位から陥落することになります。(グレードによって差はあるが)そうなればユーザー離れを引き起こしかねません。トヨタにとってもそれは避けたいところではないでしょうか。