クラログ

自動車関係の情報、ゲーム、ニュース紹介ネタを中心に気ままにお届けする雑記ブログです。

ダイハツ ホンダ 情報 自動車

【商用バン】N-VANは遊び心あり! vsキャディーハイゼット

投稿日:2018年1月3日 更新日:

Pocket

ホンダのN-BOXをベースとした「N-VAN」の情報が出てきました。

2017年9月にフルモデルチェンジし、その勢いをさらに加速するN-BOXをベースに、ホンダは2018年中頃に新たなニューモデルを投入する予定です。

本記事ではその内容と、競合との比較を行ってみたいと思います。

目次

N-VAN

N-BOXをベースにした新型商用バン「N-VAN」ということで、現時点でその具体的な数値の一部が判明しているようです。

出展:bestcarweb.jp

2名乗車時の荷室長が1630mm、荷室高が1365mmとなっています。

ですが、同社商用1BOXの現行型アクティバンは荷室長1725mm、荷室高1200mmなので、荷室長では1BOXタイプにはかなわないものの、荷室高は圧倒的な高さを実現しています。

ライバルはダイハツにあり?

同じ系統の車種としてはダイハツの「ハイゼットキャディー」があります。

ハイゼットキャディー(以下キャディー)はウェイクをベースにした商用バンとして2016年に販売が開始されています。ダイハツが販売する商用バン「ハイゼットカーゴ」に比べて女性やシニアがより使い安いモデルとしての位置づけです。

しかし荷室高をいえば、より背丈の高いキャディーが勝っていると思うはず。比べてみましょう。

N-VAN キャディーハイゼット
荷室長 1,630mm  1,400mm
荷物高 1,365mm  1,235mm

あれ?N-VANの方が高さ、長さともに勝っている・・・。

不思議ですね。今度は車本体の高さと長さを見てみましょう。ちなみにN-VANはN-BOXをベースにしていると仮定し、N-BOXの寸法になります。

  N-VAN(N-BOX参考) キャディーハイゼット
全長 3,395mm 3,395mm
全高 1,790mm(FF)/
1,810mm(4WD)
1,850mm

全長、全幅はともに軽自動車枠いっぱいのサイズでしたが、高さには差がありキャディーの方が最大で60mm高くなっています。

つまりこういったイメージになります。

後輪のタイヤハウスをどう処理しているかで荷室フロア高が違ってきます。N-VANは本体の高さこそキャディーに劣りますが、荷室フロア高を大きく下げることができており、結果的に荷室高も効率よく確保しているのです。

事実上バモスの後継か?

このN-VANは、広い室内スペースを活かしてキャンパー仕様へのカスタマイズも可能で、フラットなフロアの上を荷室空間にしながら、その上にマットレスを敷けるベッドキットを用意しているらしく、リアバンパーには電源コンセントを装備すると予想されています。

モデル体系は「ノーマル」、「COOL」、「FUN」の3タイプが用意され、タイプごとに異なるフロントマスクになるようです。

このことからも若者をターゲットにするという可能性が大いにあり、N-BOXがファミリー層やママ向けなのに対し、より遊べる軽バンとしての可能性を持ったものになると予想されます。これはまさに「バモス」の可能性です。

現行2代目バモス(HM1/2型)は1999年に「ストリート」の後継として発売されたセミキャブオーバー型の軽自動車です。エンジンは荷室の床下に設置した独自のMR方式を採用しており、2003年にはハイルーフ仕様の「バモスホビオ」が追加されいます。

色々な遊び道具を積み込んで家族で出かけるような大きな室内が特徴で、乗用車としての快適性・安全性はクラスを超えた性能となっています。MRエンジンにより乗降性のよい低いフロア、広い足元を確保しています。軽自動車最大のホイールベースで静粛性がよく快適となっており、衝突安全に関してはフルラップ55km、オフセット64kmの世界最高水準を達成しています。

しかし販売から19年たっており、メカニズムや安全性能の古さが目立ちます。おそらくこのバモスのコンセプトを一部引き継ぐような形で「N-VAN」が登場し、バモスはラインナップから姿を消すことになると予想されます。

【比較】ホンダ「N-BOX」と「バモス」 どう違う? 新型バモスはあるのか?

1972年に発売され、当時これまでの軽バンよりも圧倒的に床が低く特徴的だったホンダ「ライフステップバン」にも通じるものがありますね。

ということでそのイメージを重ねた予想イラストを描いてみました。

こういった遊び心のあるモデルになると思われます。そうなるとダイハツのキャディーのようにただ単なる商用モデルとしてだけでなく、使い勝手のいい遊べるバンとして大いに受け入れられると考えられます。

N-VANの発売は2018年度中と言われています。今後も注目の一台です。

<関連記事>追加2018.3.20

【ホンダ】N-VANの新画像を検証 N-BOXの商用版なかれ?

スポンサーリンク
スポンサーリンク

-ダイハツ, ホンダ, 情報, 自動車

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

【豆知識】意外と知らない事 Part9

いくら車が好きと言っても、全てを知り尽くしている人は存在しません。 「そうだったの?!」と言うことがまだまだたくさんあるのです。そういったトリビア的な小ネタをジャンル問わずいつくかご紹介いたします。 …

【2018-2019】日本カーオブザイヤー ベスト10が発表!

2017年11月1日から2018年10月31日までに発表または発売され、年間の販売台数が500台以上見込まれている乗用車を対象として選別される今年の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」のベスト10車種が発表 …

【三菱】CMに滝沢カレン登場!景気回復の兆しか

三菱自動車が販売するeKシリーズの19年モデルCMに、ファッションモデル・タレントの滝沢カレンさんが起用されています。 目次 新CMが公開 ▶eKシリーズ「カレンさんのeK篇」 – Mit …

【海外】ヨーロッパ撤退の三菱 現地のオーナーはどうなる?

自分の乗っている車のメーカーが国から無くなってしまうとしたら、一体どうなってしまうのか気になる人は多いでしょう。 それがいまヨーロッパで起きようとしています。 イギリス、EUから撤退する三菱自動車 ( …

【海外】大寒波でEVが充電不可!凍える人々続出

記録的な大寒波が到来したアメリカ シカゴで、EVが充電できず立ち往生しているニュースが連日報じられ話題になっています。 海外の人たちの反応をみてみました。 目次 死んだテスラで埋め尽くされたシカゴ & …

スポンサーリンク


管理人のクースキーと申します。

自動車関係の情報、ゲーム、ニュースなどをより多くの方に共有したく思い、個人的にお勧めする内容をこのブログにまとめていくことと致しました。

ときには生活用品など、気ままにお届けいたします。宜しくお願い致します。
記事内では一人称が「私」だったり「俺」だったり「自分」だったりしますが、現実では「僕」です。

ちなみに自動車はMT派です。ლ(´ڡ`ლ)

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
スポンサーリンク