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【トヨタ】電気自動車「BZシリーズ」を展開か?

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2020年6月、トヨタは日本の特許庁に「TOYOTA BZ」を商標申請しており、アメリカでも同様の申請をしています。

これが一体何を意味するのか、その答えが見えてきました。

目次

「BZ」は新型EVか

この新型車については2020年初頭にアナウンスがありました。しかしそれはただのスケッチのみで、車のベーシックな形を表したものに過ぎません。おそらくRAV4と同じサイズで、ホイールベースが若干長いようですがフロント・リアオーバーハングは短くなっているようです。

トヨタ e-TNGAティザーイメージ

これはフレキシブルピュアエレクトリックプラットフォームを使用し、トヨタとスバルにコラボレーションによって生産される最初の車になります。スケッチにもあるボディ形状からはこの2つのモデルが基本構造だけでなく、より多くの要素を共有することが明らかです。2020年1月にスバルが公開したコンセプトカーとの明白な類似点がそれを裏付けます。

AutoExpressが作成したイメージ画像では、プリウスが独自のアイデンティティを持っているのと同じように、ボディラインがトヨタの他のモデルとは異なるイメージで、独特の外観を持ったモデルにどのように変換されるかを示しています。

このEVの名前は今のところ明らかではありませんが、トヨタは過去数ヶ月において「BZシリーズ」としてBZ1からBZ5の商標登録申請に時間を費やしてきました。これはEVの新たなファミリーを意味しており、BZはトヨタが掲げるゼロエミッション戦略「Beyond Zero」の名称から来ていると考えられます。

トヨタは車の詳細について「数ヶ月のうちに」公開する予定としており、このモデルについて「既に開発が完了しており生産準備中」であるといいます。

トヨタはこの新しいEVプラットフォームをe-TNGAと呼んでおり、構造のごく一部の領域、特にフロントアクスルとウインドスクリーンのベースの間のスペースのみが固定されているため、幅広い車両をカバーできるように設計されていると述べています。これにより違った幅、長さ、ホイールベース、高さのモデルが可能になります。さらにe-TNGAは前輪駆動、後輪駆動、4輪駆動、バッテリー容量やモーター出力まで様々に対応可能だと述べています。トヨタによって登録されたものには、BZ4XやBZ5Xが含まれており、これらはおそらく4輪駆動を意味していると考えられます。

出典:https://www.autoexpress.co.uk,https://car-repo.jp

スバルとの共同開発

スバルが2020年1月に実施した説明会にて公開したEVのSUVコンセプトモデルは、2020年代前半の市場投入を目標にトヨタと共同開発を進めているものです。現在のトヨタ・86、スバル・BRZのようにプラットフォームや多くのデザインを共有した4輪駆動のEVモデルになると考えられます。

2020年1月に公開されたコンセプトカー

この時の会見の中でスバルの中村社長は、自社の電気自動車への取り組みについて「2030年代前半に、生産・販売する全てのスバル車に電動技術を搭載する」「2030年までに、全世界販売台数の40%以上を電気自動車もしくはハイブリッド車にする」という、脱炭素社会の実現へ向けた長期目標を公表しています。

この新型EVは間違いなくその第一歩になる重要な位置づけです。そのためにはユーザーが期待する高い安全性能やAWD性能、悪天候時の走行安定性、運転する楽しさなどといったスバルらしさをどこまで残せるかが大きな課題と言えます。

出典:https://www.motor1.com,https://www.motor.es

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