スバルを代表するパフォーマンスカーであるWRX STIについて、新たな情報が出てきています。
AWDを基本にしたハイパワーモデルになりそうです。
アセント、レガシー、アウトバックの強力版エンジン搭載か
(和約)
メーカー関係者によると、次期型スバルWRX-STIはおそらく2.4Lターボチャージャーボクサー4気筒エンジンが400馬力、トルク490Nmを発揮するようで、伝えられるところによると、新型の公開は2021年となるようです。
このエンジンは既にスバル アセントやアウトバック、レガシーのターボモデルで使用されており、260馬力、トルク376Nmを発揮します。この情報が示唆するのは、STIモデルにはより強力な内部要素、改良型バルブやブーストが与えられ、パワーの増大を可能にするということです。トランスミッションについての情報はありませんが、全てのSTIモデルのようにAWDシステムとなるとみています。
スバルのエンジニアはメルセデスベンツA45やCLA45に搭載されているメルセデス-AMGのM139 2.0Lターボチャージャー4気筒エンジンをベンチマークにしているといいます。トップグレードでは、416馬力、トルク500Nmという強力なものになります。
STIのデザインは2017年スバル ヴィジブパフォーマンスコンセプトをヒントにすると考えられます。スタイリングは現行モデルを連想させますが、よりシャープなラインに加え、クーペのようなシルエットとなっています。
新型WRXは2020年後半のデビューと噂されており、STIモデルは少し遅れてくると思われます。トヨタのプラットフォームを共有するという憶測もあります。トヨタとスバルはAWDモデルの開発を協力するとしており、WRXもそうなるかもしれません。
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気になるのはトヨタとスバルの関係性です。
スバルは2020年2月6日、トヨタ自動車がスバルの株式を取得して、スバルの議決権20%超を保有する「その他の関係会社」に該当することを確認したと発表しました。
これまでもスバルとトヨタは2005年に業務提携に合意して以来、トヨタ「86」、スバル「BRZ」の共同開発などの協業に取り組んでいましたが、これからの自動車業界を見据えて、お互いの得意分野をより活用できる関係に昇華させた格好です。
スバルらしさをどこまで残せるかがこれからの課題と言えますね。