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【TOP10】リアデザインが”スゴイ”車

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どんなに性能が良くても、デザインが悪ければ選択肢にはなりません。フロントフェイスはもちろんのこと、お尻のデザインとの協調性も重要なポイントです。

今回は個人的に選ぶ、お尻が凄い車10選をお届けします。「凄い」というのはブサイクという意味ではありません。見ていて「おぉ・・・」となるお尻です。

今回はコンセプトカーや特注車を除いた80年代以降のセダン・クーペを対象に選定いたしました。あくまで主観によるものですのであしからず。

目次

10. 2014 Toyota Mirai

量産車として世界初のセダン型燃料電池自動車であるトヨタミライ。未来的と言うよりはアグレッシブで押しの強いデザインですが、フロント同様にリアのデザインもなかなのもの。

上下に分かれたテールライトや予想を覆す発光パターンは、現代の人間には理解不能な個性を放ちます。

9. 2013 BMW i8

デザインは一見するとスーパーカーのそれですが、実は1.5Lのエンジンを積むプラグインハイブリッドのエコカーで、性能的にもこれといってスーパーなことはありません。

しかしリアのデザインは空力を優先した唯一無二のもので、インパクトがあります。U字型のテールライト上にはボディの一部がかぶさるように構成されており、大きく彫り込んだようなデザインが特徴的です。

8. 2017 Volvo S90

新世代プラットフォームを採用したボルボのフラグシップセダンとして2016年に公開されたボルボ S90。

トランク中央の平らなデザインからは、ボルボならではの堅実性を感じさせます。現代におけるどのフラッグシップセダンとも似つかない個性的なリアデザインです。

7. 1992 Infiniti J30(レパードJフェリー)

日本国内では「レパードJフェリー」として有名なインフィニティJ30。本来はインフィニティ専用車として開発されたものの、日本国内でのレパードの開発が中止になったため3代目レパードとして売られていた経緯があります。

これまでのレパードとは雰囲気も性格も違うため、アメリカでの販売が好調なのに対し、日本では失敗に終わりました。何より尻下がりのリアデザインが不評であったのは間違いありません。

6. 2001 Maserati 3200 GT

この「ブーメラン」とあだ名されたテールライトのデザインにはひと悶着あり、デザインしたジウジアーロは当初楕円形のテールランプを提案したものの「強い個性が欲しい」というマセラティ側からの強い要望を受け、半ば仕方なくできあがったと言われています。

ジウジアーロ本人はあまり気に入っていないと公言しており、登場当時賛否両論だったようですが、結果的にこのテールランプが3200GT最大の特徴として認知されるに至りました。

5. 1994 Ford Scorpio Mk II saloon

インフィニティJ30などのように、車体の後方に向けて絞り込まれたデザインではないにも関わらず、限りなく下方に設置された一連のテールライトが特徴のスコーピオ。もっさりとしたリアデザインがなんともいえません。

不評だったのか、マイナーチェンジによりテールライトは位置こそ同じものの左右2分割に変更されています。

4. 2005 Citroen C6

フロントが長くリアが短いボディライン加え、まるでコンセプトカーのような凹面のリアウィンドウ、テールライトの造形が独特なシトロエンC6。

シトロエンにとって約16年ぶりとなる大型車として2005年に発売されたこの車は、シトロエンとは何かを世に知らしめました。

3. 1983 Lincoln Continental MarkⅦ

1983年から1992年にかけて製造・販売していたクーペ型の大型高級車マークセブン。エレガントで滑らかなスタイリングが特徴的ですが、リアデザインは何やら特殊。

トランクのふくらみは実はスペアタイヤを表現しており、これはコンチネンタル・リンカーンのマークシリーズの象徴として最終モデルのマークⅧまで採用されていた由緒あるものなのです。直線的なデザインの中に突如現れるアーチが何とも言えません。

2. 1980 Cadillac Seville

1980年から1985年まで販売されていたセビルとしては2代目のこの車は、まるでトラックに潰されたかのようなリアデザインが何と言っても特徴的です。

第二次世界大戦前後のイギリスの大型高級車をイメージしたと言われるリアデザインは、車全体の流れを乱すどころか、まったく協調性を持たしていないところが潔いとしか言えません。

1.  2012 Lincoln MKZ

私が選ぶ「リアがすごい車10選」堂々の第1位はこちら。

一見何の変哲もないセダンですが、リアから恐ろしいほどに存在感を醸し出すテールライトが特徴的な2012 リンカーンMKZ。ここまで存在感のあるテールライトデザインは他に見当たりません。

当時実物をアメリカで偶然見かけ、ショックのあまり脳裏に焼き付いてしまっています。ワイドなテールライトは90年代にも一般的なはずなのに、これに関しては見慣れることがありません。

いかがでしたでしょうか。

自動車に関しては「フロントはいいのにリアが・・・」というものや、その逆などありますが、同じようなデザインになりがちなリアの個性こそ必要ではないかと個人的には考えます。

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