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新型トヨタセンチュリー デザインはどうなる?【予想】

投稿日:2017年7月4日 更新日:

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目次

トヨタの最高級車センチュリー

トヨタのフラッグシップモデルであるセンチュリー。
20年ぶりのフルモデルチェンジが迫っています。
発表は2017年10月、発売は2018年3月頃と言われており、2017年秋に開催される東京モーターショウにて一般公開となります。

ちなみに現行G50系センチュリーは2016年10月で既に受注を終了しております。

出展:toyota.jp

このG50系センチュリーにはV12エンジン(1GZ-FE型 4,996 cc V型12気筒DOHC VVT-i)が搭載されていましたが、フルモデルチェンジに伴い、環境、燃費に考慮した5.0L V8型エンジン(2UR-FSE型)にモーターを組み込んだハイブリッドへと変わります。

これにより国産V12エンジンが消滅することになります。
少々悲しいですね。

新型のデザインは?

エクステリアのデザインはまだ明らかになっていませんが、おそらく一目でセンチュリーと分かる、キープコンセプトが予想されます。
最近の自動車は高級車含め、滑らかかつ鋭いフェイスが主流ですが、キープコンセプトを考えると新型センチュリーは他に比べ落ち着いたデザインになるかと思います。

そのヒントとなるのは、2012年に開催された東京モーターショーで関東自動車工業が出展していた「FSハイブリッドコンセプト」と呼ばれるコンセプトモデルです。この会社は、アクアやカローラ、レクサスのGSなどを開発・生産しています。

このモデルが、次期センチュリーのイメージとみて間違いないでしょう。

出展:response.jp

出展:response.jp

デザインを踏襲しているのがよくわかりますね。
ですが個人的にはもっと古き良きセダンのスタイルを残してほしいところ。ということで勝手に理想像を描いてみました。

もっとこう地面にベターッと貼りついたような、どっしりとしたスタイルが好みですね。余計な丸みはそぎ落としてほしいです。
もちろんフェンダーミラーは絶対ですよ!

話を戻しますが、センチュリーにはこれまでスイッチ類の表記がほぼ全て日本語でした。これはセンチュリーの利用者が社会的に高いクラスの厳格な、いい意味で「純日本人」が多いことと、輸出を想定していないことが理由として考えられます。新型ではそのあたりがどうなるのか気になるところです。

出展:d.hatena.ne.jp

 

新世代プラットフォーム「TNGA」を採用

TNGAとは、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーToyota New Global Architecture)の略称であり、トヨタ自動車が開発した、プラットフォームを基幹とした、商品力の飛躍的向上と原価低減を同時に達成するための車両作りの方針のことを言います。

車を作るに当たり、駆動方式、ハイブリッドの有無といった仕様の違いでプラットフォームは膨大な数になり、開発費も多きく膨らむことになります。これをある程度共有化することでムダを削減しようという、トヨタが進める新しい車作りの形です。

TNGAは2015年12月発表のプリウスから順次採用されており、次期センチュリーでも採用が考えられます。

ですが、これまでのセンチュリーと言えば職人の手で一台一台丹精込めて製造していました。職人と言われるベテランの方たちの技術無くしてセンチュリーは出来上がらなかったはずです。ここに原価がどうという話はナンセンス感が否めませんが、トヨタのフラッグシップですから、さすがにその辺は考えていることを願います。

Toyota Safety Sense P を装備

G50型センチュリーでは、エアバッグ以外にこれといった安全装備は搭載されていませんでした。フルモデルチェンジとなると、先進安全装備の搭載は絶対といえるでしょう。

そこで搭載が予想されるのがこのToyota Safety Sense Pです。
これは先進の歩行者検知機能を搭載した衝突回避支援パッケージであり、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した高精度な検知センサーによりクルマだけではなく歩行者の認識も可能になり、事故の回避や衝突被害の軽減を支援してくれます。

主に下の4つの機能が搭載されています。

・プリクラッシュセーフティシステム(歩行者検知機能付衝突回避支援型)
・レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)
・オートマチックハイビーム
・レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付/全車速追従機能付)

クラウンにも搭載されているこの先進安全装備がセンチュリーにも搭載されると思われます。

価格は?

G50型センチュリーの価格はおよそ1200万円でした。これがハイブリットモデルになることで約300万円程値上がりの1500万円前後と予想されます。

これは現在のトヨタのラインナップの中で最も高価であり、レクサスの現行LS600hLを超える価格となっています。

出展:lexus.jp

センチュリーは政治家の公用車として広く用いられていますが、近年は「高価な大排気量車」による公費浪費の批判を避けるためや、維持費用節約のためセンチュリーを売却し、ハイブリッドカー等の低公害車、あるいは輸送力で勝る大型ミニバンで代替する事例が増えています。

内閣総理大臣専用車においても、従来のセンチュリーと併用する形で2006年(平成18年)よりLS600hLが導入されています。

ですが次期センチュリーがハイブリッドになることで、その必要はなくなりそうです。ひょっとすると今よりももっとセンチュリーを見かけることが多くなるかもしれません。

トヨタを代表するフラッグシップ、すなわち日本を代表する高級車がどういうものになるのか。日本の自動車業界を掌握するに相応しいものであることを願います。

 追記:新型センチュリーが公開されました。

【新型】トヨタセンチュリーが公開!これが日本の高級車だ。

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