日産自動車は7月20日、9月に初公開予定の新型『リーフ』に、「eペダル」を採用すると発表しました。
出展:nissan.jp
目次
eペダルとは?
eペダルとは、スイッチを押すとアクセラレータがeペダルに変わり、ドライバーはeペダルだけで加速や減速、停止することができる世界初のシステムです。
このシステムによりドライバーは、e-ペダルのみで運転の90%をカバーすることが可能になり、渋滞中の走行でも、ドライバーがアクセルペダルからブレーキペダルへ足を移動する必要性を大幅に減らすことができます。
つまり、「普段はアクセル、ブレーキのペダルで運転を行い、場合によってスイッチを入れるとアクセルペダルが「eペダル」となり、そのeペダルのみで加速・減速が可能になるシステム」ということのようです。
日産自動車は、「eペダル技術は、アクセス可能な高度な運転支援技術を主流にもたらすための日産の継続的な取り組みにおいて、重要なマイルストーンを示すもの」とコメントしています。
▶【リーフ】100%電気自動車の #日産リーフ 、「e-Pedal」を搭載!-日産自動車株式会社
具体的には?
日産が公開したイメージアニメーションによるeペダル紹介動画によると、スイッチをいれることでアクセルペダルをeペダルに変えることができるシステムです。
紹介英語和訳
技術によってアクセルペダルをeペダルへと変えることができ、eペダルのみで加速・減速することが可能となります。加速するにはペダルを踏み込み、減速するにはペダルを緩めます。そしてペダルから足を離すと完全に停止することができ、たとえ坂道の上でも停止を維持します。大きく広がるエキサイティングなドライブを、より簡単で楽しくしてくれます。
プロパイロットパーキング
さらにこの新型「リーフ」には、国産車初の本格的自動駐車システム「プロパイロット パーキング」も搭載されることが発表されました。
プロパイロット パーキングは、アクセル、ブレーキ、ハンドル、シフト、パーキングブレーキまで、駐車操作のすべてを自動制御するというシステムです。
▶【リーフ】100%電気自動車 #日産リーフ 「プロパイロット パーキング」を搭載!-日産自動車株式会社
具体的には?
同じく日産自動車が公開したイメージアニメーションによるプロパイロットパーキング紹介動画によると、駐車エリアで機能を有効にすることで、駐車スペースを探して自動で駐車が行なわれるシステムとなっています。
紹介英語和訳
プロパイロットはいつでも完璧な駐車をサポートしてくれます。機能を有効にし、スペースを選びましょう。指ひとつでボタンを押すと、選んだスペースに楽々と導いてくれます。たとえ狭いスペースでも、完全な自信をもって駐車が可能になります。完全自動でストレスフリーです。
その他
そのほかには、ヘッドライトの意匠と、コックピットの画像が公開されています。
新型リーフ ヘッドライト 出展:nissan.jp
新型リーフ コックピット 出展:nissan.jp
コックピットの写真には、「プロパイロット」ボタンが右下に見えていますね。これからも情報が次々と明らかになってくると思われます。
航続距離は?
なかでも気になるのが航続距離ですが、60kWhのバッテリーを搭載することで、航続距離は現行リーフの約2倍である約500~550kmになるとのことです。
実際の航続距離は公開されていませんが、充電ステーションが普及してきた今、十分な距離と言えるでしょう。
電気自動車のネックは航続距離でしたが、ここがクリアされたとするとますます電気自動車の普及にターボがかかってくるはずです。世界各国の自動車メーカーは次々と環境対応車の開発を加速しており、ガソリン車を作らないと宣言するメーカーもあります。
この流れが、やはり未来への流れなのでしょうね。
そんな新型リーフは2017年9月に初公開予定です。