トヨタの人気コンパクトカーの「アクア」は2011年に発売されました。低価格・低燃費のため大人気となり、今や街中で見かけない日は無いと言っても過言ではありません。
そんなアクアですが、2017年6月にマイナーチェンジされました。本記事ではマイナーチェンジによりその見た目がどう変化したのかを中心に、お伝えいたします。
目次
これまでのアクア -2011.12~2017.5
フロントデザイン
アクアが発売されたのは2011年12月。低燃費で大ヒットしたハイブリッドカー「プリウス」のコンパクトバージョンということで、あっという間に大人気車種となりました。
出展:ja-wikipedia.org
そんなアクアですが、2014年12月に一度マイナーチェンジをしています。
出展:car.kurumagt.com
ここで一度フロントデザインを比べてみましょう。
ヘッドライトからエンブレムにかけてのデザインはあまり変わったように見えませんが、グリルとフォグランプ周りのデザインが一新されているのが分かります。
最近のトヨタに多い、「ガバッ」と開いたグリルがこのアクアにも取り入れられていますね。
ナンバープレート後ろが黒く塗装されていることでより一層グリルの大きさが目につきます。
フォグランプからグリルへの流れも、大きくえぐれたようなデザインになっています。
リアデザイン
続いてリアです。こちらは初代アクア
出展:autoc-one.jp
そしてこちらが1度目のマイナーチェンジ後のアクアです。
出展:car-search.jp
変わったのはテールライトのデザインですね。可愛らしい丸型から、なんだかよくわからない形に変わっています。最近見かけるのはもうこのマイナーチェンジ後の方が多くなってきたと感じます。
新型アクア 2017.6~
では、2017年6月に再びマイナーチェンジされた最新のアクアを見てみましょう。
出展:car-moby.jp
グリルがより大きくなったようですが、1回目のマイナーチェンジ後にあったような不自然な折りこみはなくなり、滑らかにまとめられています。また、グリル下部はボディと切り離されています。
これまでのアクアと比べて大きな変化点としては、ウインカーの位置がこれまでのフォグランプ付近から、ヘッドライト内側に収められていることです。これにより、フォグランプ周りの面積が縮小したと考えられます。
出展:car-moby.jp
リアについては、今回2度目のマイナーチェンジということでさすがに大きく変わってきました。バンパーには、これまでなかったリフレクター(反射板)が縦に取り付けられています。
また、テールライトに関しては、サイドボディの曲面に合わせるようにカーブを描いています。
感想
率直なところ、「落ち着いてきたな。」という感じです。(いい意味でよ)
最初のアクアはプリウスの派生版というイメージが強く、実際当時のプリウスの面影を大きく残していました。それが1度目のマイナーチェンジで「俺はアクアだ!うおー!」と特徴を押し出してきました。それが今回2度目のマイナーチェンジを経て、「私がアクアです。」とすっかり板についてきた感じです。
デザインも滑らかになり、昨今のトヨタスタイルとはまたちょっと違っていて、
個人的には今のところ好印象です。