三菱自動車は一切の新型車の投入を凍結し、イギリスとEU市場から近い将来姿を消します。
イギリスのディーラーはコルトカーカンパニーという会社によって運営されており、その後もサービス・部品の調達等を継続するとしていましたが、少し動きがあったようです。
スバルの輸入業者が三菱の面倒も見る?
(和約)
オーストラリアでのフォードvsホールデンのように、スバルと三菱はモータースポーツ界の最も大きなライバル同士です。インプレッサWRX STIとランサーエボリューションが繰り広げたWRCでのバトルは忘れられません。どっちも好きになることはありません。ブルーとゴールド、もしくはレッドとホワイトのどちらかなのです。
ここ数年、スバルと三菱は特徴のないモデルラインナップと芳しくない売上高に悩まされています。スバルはまだ大丈夫ですが、三菱は既にヨーロッパでの事業を間もなく終了するとしています。たとえ現行モデルのラインナップが古典的で古臭いSUVと悲惨なミラージュだとはいえ、これは恥ずべきことです。
映画のような土壇場でのUターンは望めません。三菱ヘリテージコレクションの競売がそれを物語っています。エボ6 TMEが£100,000で落札されたのは三菱の全盛期がイギリスで長い間過ぎ去ったことを示しています。
しかし三菱のオーナーにとっても、車を売ったスタッフにとっても全てが失われたわけではありません。
インターナショナルモータース(以下IM)は、スバルといすゞのイギリスへの輸入を行っている会社ですが、UK三菱のアフターセールス部門の買収に合意しました。サービス、メンテナンス、パーツ部門がIMに移されることになります。つまり部品、修理に関しては引き続き利用可能になるでしょう。ディーラーネットワークはしばらく営業を継続していると考えられますが、それはおそらくエクリプスクロスとショーグンスポーツを売り切るまでの間と思われます。
出典:https://www.carthrottle.com
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