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【海外】ヨーロッパ撤退の三菱 現地のオーナーはどうなる?

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自分の乗っている車のメーカーが国から無くなってしまうとしたら、一体どうなってしまうのか気になる人は多いでしょう。

それがいまヨーロッパで起きようとしています。

イギリス、EUから撤退する三菱自動車

(和約)

今後一切の新型車の投入を凍結すると発表したように、三菱はイギリスとEU市場から近い将来姿を消します。

現行モデルのラインナップは排ガス規制が満たされる限り継続的に販売されますが、コルトカーカンパニーによって運営されるイギリスのディーラーは、そのあともサービス、部品の調達等を継続するようです。

三菱の新型モデルは数年後に発表されますが、東南アジアでの利益を最大限にすることを目標にしています。これには現地のシェアを6.1%から11%に増加させることも含んでいます。2020年第1四半期における東南アジアでの販売は68%減少しており、ブランドのポートフォリオで最も打撃を受けた市場となりました。

2021年にはモデル末期のアウトランダーをフルモデルチェンジし、中国市場では新型のピュアEVを発売予定です。

さらに2022年には新型L200ピックアップ、4代目アウトランダーPHEV、そして2023年にはエクスパンダー、パジェロスポーツの新型を公開予定です。

現在の三菱オーナーにとって撤退は何を意味するのか?撤退が与える影響を確認してみてください。

保証は継続されるのか?

三菱は現状存在する全てのモデルにおいて全期間での保証をカバーするとしています。この決定は同社が英国の輸入業者コルトカーカンパニーと新たな契約を結ぶ必要があることを意味します。しかし三菱の顧客についても対応されるべきです。ヨーロッパからの撤退といっても、三菱がサーブやローバーのようになるのではなく、世界のどこかで存在し続けていることを覚えておきべきです。

サービスは受けられるのか?部品は手に入る?

保証を尊重するためのColt Car Companyと三菱の間の取引には、サービスと部品供給の両方が含まれます。ビジネスとして利益の高いエリアなので、両者ともに可能な限り保証を続けていくでしょう。

三菱ディーラーが違うディーラーに変わったらどうすればいいのか?

中長期的にもこれは避けられません。ディーラーが別の自動車メーカーとの新たな輸入契約に署名した場合、コルトカーカンパニーにとどまることを選択できますが、英国のネットワークを拡大したい既存のブランドに完全に切り替えることを決定する場合があります。

コルトカーカンパニーと三菱は、ユーザーをサービスの面で大きく孤立させないためにも保証に力を入れていきます。たとえ所有する車両がコルトカーカンパニーのネットワークを離れても、サービスセンターが設置されるでしょう。ディーラーよりも小さく簡単に設置できますし、現在のディーラーネットワークよりもよりよくカバーされる可能性があります。

三菱車を買うのは考え直すべき?

現在売られているモデルについては変更がありません。コルトカーカンパニーは15,000台の在庫を持っています。しかし、ブランドとの関係は定義上、有限になります。金融取引が3年後に期限切れになったときに別の取引に交換できると考えて、今は三菱と取引するべきではありません。

出典:https://www.autoexpress.co.uk

・・・・・所管・・・・・・・・・・・・・・・

環境意識の高いヨーロッパからの撤退は、儲けがでないからといって撤退するにはもったいないというほかありません。東南アジアにシフトすると言いますが、いくら発展途上国といっても、発展した先に皆が乗りたいのはレクサスやベンツでしょう。結局は先進国でのブランド力が全てで、それを諦めた今、いずれ消えさる運命を選択したということになります。まさに延命措置を繰り返しているにすぎません。

日本でもかつて存在したメーカーが撤退したことが多くあり、フォードの場合2016年下半期をもって日本国内の事業を全て終了する旨が正式に発表、事業終了後はディーラーが完全閉鎖となり、正規ディーラー網は消滅しています。

しかしアフターサービスは別会社へ委託され、所有するオーナーへ向けては現在でも委託先である「ピーシーアイ」でサービスを受けることができます。

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-三菱, 情報, 海外

執筆者:


  1. えーよん より:

    初めまして。とても興味深い内容で楽しく拝見しました。ところで、三菱自動車が欧州から撤退するのは既定路線のはずですが、ここに来てドイツへの新型車投入を行うという報道が出ています。

    三菱自が独に新型車投入、欧州戦略を部分修正
    https://fbc.de/scp-06170920/

    自分が調べた限りではこのニュースサイト以外の報道が見当たらず、ソースであるはずの英文記事も探せませんでした(恐らく下記のリンク記事が情報元だとは思うのですが、内容を確認できません)。

    https://europe.autonews.com/automakers/mitsubishi-backs-europe-model-freeze-adding-new-hybrid-reports-say

    なので真偽のほどは不明ですが、一つの情報として今後の記事の参考にしていただければ幸いです。突然の長文・駄文、失礼いたしました。

    • クースキー より:

      情報有難うございます^^
      定かではありませんがイタリア、フランスでも検討とありますね。
      PHEVの評判はいいらしいので、そこだけでも残していこうということなのでしょうか。
      欧州凍結と言いながらこうも簡単に覆すようでは、それもそれでどうかと思いますが・・・。

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