12月7日、第39回 2018-2019 日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考会が東京ビッグサイトにて実施され、「ボルボ XC40」が日本カーオブザイヤーに選ばれました。
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受賞理由
日本の道路環境にちょうどいい扱いやすいサイズで、カジュアルかつスポーティなスタイリングを実現。インテリアは上質な北欧デザインで収納スペースも充実していて機能性も高い。そして走行フィールはスポーティさと快適性をきわめて高いレベルで両立したもので、気持ちよくドライビングを楽しめる。さらに高度な安全装備を全社標準しているところも高く評価した。
(carview!)
2017年11月1日から2018年10月31日までに発表または発売され、年間の販売台数が500台以上見込まれている乗用車を対象として選別される「日本カー・オブ・ザ・イヤー」ですが、ベスト10車種は以下の通りでした。
・トヨタ カローラ スポーツ
・トヨタ クラウン
・ホンダ クラリティ PHEV
・マツダ CX-8
・ミツビシ エクリプス クロス
・アルファロメオ ステルヴィオ
・BMW X2
・ボルボ XC40
・フォルクスワーゲン ポロ
※スバル フォレスターは辞退
2年連続ボルボ
発売前から大人気の「スズキ ジムニー」は選考を辞退しており、スバルのフォレスターもリコール問題の煽りを受けて辞退しています。
そのようなパッとした車種がいない今年のカーオブザイヤーですが、去年と同じくボルボが受賞となりました。(去年はCX-90)今年もボルボということはおそらくないかと予想していたのですが、う~ん。謎ですね。
ボルボCX-40より魅力的な国産車はなかったと結論づいたわけですが、ボルボが完璧と言う意味でなくてもそれ自体には納得できます。しかし街で見かけることの少ない外車が受賞と言うのも世間の感覚としてはやはりずれていると言わざるを得ません。
RJCカーオブザイヤー結果
こういった選考に不満を持った人が行っているのが、日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が主催するもう一つのカーオブザイヤー「RJCカーオブザイヤー」です。
こちらは11月13日に最終試乗と公開開票が行われ、その結果三菱自動車工業のクロスオーバーSUV「エクリプス クロス」が受賞となりました。どちらのカーオブザイヤーを支持するかは好みが分かれるところです。