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【事故】自動ブレーキ作動せず 2017年では72件

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自動ブレーキの装備は当たり前になりつつまりますが、あくまでドライバーのアシストをするものであって、完璧ではありません。

そうした自動ブレーキが十分に作動せず、事故に至ったケースが多くあるようです。

目次

自動ブレーキ十分に作動せず、昨年の事故72件

車や人を検知して、事故を未然に防ぐ「衝突被害軽減ブレーキ」(自動ブレーキ)が十分に作動せずに事故に至ったとの報告が昨年1年間で72件、国土交通省に寄せられたことがわかった。同省が自動ブレーキを巡る事故情報を集計したのは初めて。速度超過で作動が間に合わなかったケースなどがあり、同省は性能を過信しないよう注意を呼びかけている。

 自動ブレーキは、車載のカメラやレーダーが前方の障害物などを検知し、自動停止して被害を防ぐ。国内では2003年から自動ブレーキを実装した車両が市販され、その後急速に普及。16年に生産された乗用車には66%(約248万台)に搭載された。

 国交省によると、昨年にドライバーやメーカーなどから報告のあった自動ブレーキのトラブル情報は計340件。これらを独立行政法人・自動車技術総合機構の交通安全環境研究所が分析したところ、自動ブレーキが十分に作動しなかった例は88件あり、うち72件が接触や追突などの事故につながっていた。歩行者がはねられて死亡した事故も1件報告された。

出展:www.yomiuri.co.jp

出展元へ➔

運転もできない人間になる

こうしたドライバーの運転を支援するシステムを多用することで、人がこれまで行ってきた「自動車の運転」が大きく変わろうとしています。便利になる一方で、果たしてそれは人間にとって本当に無くてはならないものなのでしょうか。

個人的には、人間が持つ様々な能力の低下に繋がると思っています。高速道路でのクルーズコントロールでさえ、アクセルを踏み続けると言う「持久力・耐久力」の低下に繋がります。実際使ってみると、もうアクセルなんてしんどくて踏んでられない感覚になるかと思います。

自動ブレーキは「集中力」と「瞬発力」を低下させると考えますが、上記の報告を見ると、どんなアシストがあっても、そのアシストできる範疇を逸脱するような「もともと出来の悪い人間」がいるということが分かります。そういう人に対して人間的な能力を問うても仕方ないのですが、危険な運転であればある程その動作を停止させるような仕組みの方が必要なのかとも思います。

完全自動運転は、そうした危険運転を防止するにも効果を発揮するでしょうが、事故の無い世界は「人に運転させない世界」であると思うと、悲しくもあり、我々人間が長らくの間構築してきた「自動車の運転技術」が過去のものになることを感じさせます。

しかし昔必要とされていたであろう「馬を操る技術」は現代において全く必要とされておらず、未来の世界では自動車に対して同じようなことになっていても、全くおかしくはないのです。つまらない自動車が増える現代ですが、どの時代でも、乗りたい車に乗るのが正解だと思います。

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