煽り運転や高齢者による交通事故が大きく取り上げられる昨今ですが、ちょっとセンスの違う出来事がオーストラリアでおきました。
時速51マイルオーバー(時速82キロ)
(和約)
「速度規制にはいつも従う」という車好きは嘘つきです。法律を破るのはほんの数秒かもしれませんが、最新のスーパーカーやハイパーカーの話をしているのではありません。1990年製初代スバル・インプレッサWRXを例にとると、ドライバーが完全にアクセルを踏み込んだ場合に、ドライバーが免許を失う危険にさらされるのには数秒しか必要ありません。
それがオーストラリアで80歳の男に起きた実際の出来事です。彼は制限速度が時速62マイル(100キロ)の道を時速113マイル(182キロ)で走行したことで警察に検挙されました。この年配の運転者は6カ月の免許停止処分となり、罰金1,300ドルを支払うことになりました。
アデレードプレーンズに住むのこの80歳男性は、水曜日の現地時間午後2時45分に引き渡され、すぐに免許を失いました。時速51マイルオーバー(82キロ)は冗談ではありません。地元警察はこのような運転者について、最近発生した死亡事故に照らし合わせて「重大な懸念」といいます。
南オーストラリア警察によると、この運転者は南オーストラリアの首都アデレートから1時間ほど北に位置するアルマ近くの田舎道でハイウェイパトロールに捕まりました。
地元警察組織が発表したコメントでは、バロッサやミッドノースエリアでのここ最近起きた深刻な死亡事故の件数に言及しています。今年南オーストラリアでは64人が死亡しており、昨年同時期に比べて12%増加しています。
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なにより80歳というのが驚きですが、この年齢から単なるスピード狂といよりはボケているのではないかと余計に心配になります。幸い事故が起きる前に警察に捕まりましたが、こんな車に突っ込まれたと思うと憤りしかありません。