2015年12月20日を持って惜しまれつつも生産終了となり67年の歴史に幕を下したランドローバー ディフェンダーですが、新型の開発が着々と進んでいます。
ケニアで本格的なミッションにチャレンジしたり、林道や雪道を走ったり、東京都内でも目撃されるなど、世界中でその性能をブラッシュアップしているようです。
8人乗りモデルも開発中か
(和約)
高速性能がそれほど求められていないだけに、新型ランドローバーディフェンダーをニュルブルクリンク見かけるのは不釣り合いに見えますが、コースは公になっているので、新型車の開発をチェックするには素晴らしい場所です。この映像からは2ドア、4ドア両方のモデルを見ることができます。
▶2021 LAND ROVER DEFENDER(SWB & LWB) SPIED TESTING AT THE NÜRBURGRING – Carspotter Jeroen
ランドローバーがこのカモフラージュを取る気はまだなさそうですが、大きく変化したところは見られません。2ドアの「90モデル」と4ドアの「110モデル」ですが、似たようなボクシーなエクステリアが先代の面影を残しながらも、より現代的な見た目になっています。
先代との似た点は少ないものの、新型ディフェンダーの中身は大きく洗練されています。独立懸架サスペンションに2.0リットルターボディーゼルエンジンが多くのグレードで選択できます。プラグインハイブリッドに3.0リットル直列6気筒エンジンもパワートレインの選択肢となるでしょう。
最新の情報では大型のディフェンダー130も開発中とされています。大型になる分、8人乗れるだけの車内空間が確保されます。
今年9月開催のフランクフルトモーターショーにて、110モデルが先にデビューと考えられ、来年半期中には販売が開始されるでしょう。90モデルは2020年3月、130モデルは2020年8月の公開となるでしょう。
ランドローバーは新型ディフェンダーのアメリカでの販売を示唆しています。しかしながら全てのモデルが販売されるかについては不明です。
<関連記事>