2006年8月16日にテレビ朝日 スーパーモーニングで放送された「日本から消えたニッポン」として、トヨタ セリカが生産終了になったことをまとめたコーナーをご紹介します。
時代とともにその役目を終えたセリカの軌跡をご覧ください。
目次
映像
▶【celica】トヨタセリカ生産終了@テレビ朝日(徳大寺有恒氏) – precious
1970年に誕生し、一躍若者の的となった車です。しかし36年7代の歴史に終止符を打ち生産中止になりました。
初代キャッチフレーズは「恋はセリカでー」。
それまでの国産車にはなかった流線型のデザインは、当時の若者を大きく揺さぶりました。
市場の縮小による販売台数の激減やドライバーの意識の変化によるニーズの違いにより、スペシャリティーカーとしての役目を終えたのです。
しかし・・・
セリカ復活か?
ここへきてかつてトヨタが販売していた、2ドアスポーツクーペ「セリカ」と「MR-2」の復活が現実味を帯びています。
トヨタのチーフエンジニア・甲斐氏が米「Road & Track」誌のインタビューで「スープラを復活させたので、次はセリカとMR-2だ」と語ったようなのです。トヨタは2017年に「セリカ」の商標登録を完了しているほか、以前にはこの3台を「ザ・スリー・ブラザース」と呼んでおり、かなり実現の可能性が高いと思われます。
出典:https://clicccar.com/2018/10/23/642780/
また新型「セリカ」は、1986年の「GT-Four」のように4WDを想定しているとも語っています。さらに「86」がスバルとのパートナーシップから誕生したように、販売価格を抑える専用のパフォーマンスカーを生産するために、プラットフォームをはじめ多くのコンポーネントを共有するモデルが必要といいます。
一部メディアでは、日本販売の可能性のあるトヨタ86の海外版「GT86」の後継モデルが「セリカ(Celica)」となるとの見方もあるようです。
考えてみればトヨタ86は、2ドアスポーツクーペという実用性の低い車でありながら、若者から大人まで幅広い層に支持されています。トヨタの豊田章男社長も若者向けのスポーツカー販売に力を入れることを公言しており、復活は至極現実的といえます。