自動車に対する好みや懸念など、考え出したらきりがありません。そんな自分自身が自動車に対して感じていることを、徒然なるままに4コマ漫画にしてみました。
自動車のサイズについて
「自動車のサイズ」ということでお送りしました。
日本はご存知の通り小さくて狭い国です。よって道路も狭いところが多く、大きな車では運転しづらいものです。2006年のデータですが、社団法人全国軽自動車協会連合会によると、日本の道路の約84%は市町村道であり、その道幅は平均3.7mとなっています。
そのため日本の片側の車両道路の幅は1.85m(1,850mm)となり、およそ84%の道路を走るためには、車の幅が1,850mm未満でなければ理論上行き違うことができません。
実際に幅1,850mmを超える車はそう多くありませんが、例えば現行の日産エクストレイルの場合、車幅が1,820mmとなっており、ギリギリだということが分かります。ちなみにエクストレイルの車幅は初代「1,765mm」、2代目「1,785mm」、そして3代目「1,820mm」と見事に世代ごとに巨大化しているのです。
日本メーカーでも、海外での売り上げが多いとそちらに重きを置くようになります。その結果「海外仕様のものを日本でも売る」ようになり自然とでかい車が上陸してくるのも巨大化の原因の一つと言えます。
日本の道路事情に合う、日本人のための車。それがまさに軽自動車であり、日本という環境を100%考慮した日本人のための車と言えます。とはいえパワーや定員などを考えると登録車も必要です。不必要に大きくない、身の丈に合った車をお勧めすると同時に、メーカーには大きくても大きいなりの丁度いいサイズの車の販売を希望します。