自動車に対する好みや懸念など、考え出したらきりがありません。そんな自分自身が自動車に対して感じていることを、徒然なるままに4コマ漫画にしてみました。
自動車のミラーについて
「ミラー」ということでお送りしました。
レクサスは日本向けの新型「ES」(Lexus ES)に、量産車として世界で初めてデジタルアウターミラーを採用することを発表しました。
出典:www.response.jp
このデジタルアウターミラーは、車両のドアミラー位置に取り付けられたデジタルカメラ内蔵の小型ユニットにて撮影した車両左右後方の映像を、フロントピラー部に設置された5インチのディスプレイに表示させるものです。
従来の光学ドアミラーと比べ、目線移動量が減少することで、ドライバーの負担を軽くしながら歪みのない視界をモニターに映し出します。さらに夜間などの暗い場所でも自動で明るさを調整し、周囲の明るさに応じた映像で視界を確保してくれます。カメラにヒーターを内蔵し霧などで水分が付着した際も除去することができます。
自動車の電化が進む中でエンジン関係の部品メーカーは存続の危機に直面している一方で、電装系のメーカーはホッと一息・・・もつかの間、ミラーが無くなると言う事態が現実味を帯びてきています。これまで当たり前だった「鏡を目視する」という行為自体が必要無くなる、非常に革新的なものです。世界初ということですが、今後の技術進歩でさらに小型化、高度化が予想されます。
さて、それに伴って気になるのが何と言っても価格でしょう。
ミラーに限った事ではありませんが、自動車の部品は専用化、複雑化しており、いざ交換となると予想を上回る価格が提示されることになります。最近の車はパーツを自分で交換するような柔軟性は低いですが、破損や故障の場合は修理が必要です。このデジタルアウターミラーのようにモニターの映像を頼りに安全性を確保するには、最高レベルの品質が要求されているはずです。実際と映像に誤差があっては意味がありません。
車が先進的になるにつれ、その価格も上昇しますね。それに見合うだけの耐久性は少なくとも持っていてもらわないと大変なことになりそうです(笑)。