もしあなたの担当メカニックが、修理に出したはずの車を勝手に乗り回していたとしたら?それを知るすべは、走行距離の不自然な増加やフライドポテトの臭いを疑うしかありません。
しかし今は違います。ドライブレコーダーが全てを知っています。
勝手にジョイライド
▶Mechanics Take Man’s Prized Mustang On Jersey City Joyride – CBS New York
2016年式フォードマスタングGTのオーナー、サヘル・スード氏のケースによると、彼の担当メカニックは時速75マイルで住宅街を走りまわっていたことが明らかとなりました。
「非常に腹立たしい。この車は自分にとっての夢の車。やっと手に入れて急に別の誰かに捨てられたようだ。」とNews12ニュージャージーのインタビューで語っています。
ディーラーのメカニックは400ドル程度の比較的少額のメンテナンスを行うはずが、ドライブレコーダーがあるとも知らずにこのマスタングGTを使って街中をぶっ飛ばしました。さらに途中で友人と思われる人物を乗せ、マスタングGTの速さを街中で楽しんでいます。
ディーラーはこの件に関してメンテナンス費の全額返却を申し出ましたが、スード氏は顧客サービスの悪さに納得できず、この動画を公開するに至りました。
問題が起きたフォードジャージーのディーラーでは、この「乗り回し」に関与した3人のスタッフを解雇し、交渉による関係改善の努力をしているようですが、記録された証拠映像をもとに地元警察が住宅街での暴走行為について何かしらの容疑をかけるとも見られています。
ドライブレコーダーの普及により、ディーラーでのスタッフの仕事ぶり、顧客の悪口や事故などが記録として残っているケースがあるようです。
修理から帰ってきたら、映像をチェックしてみるのもいいかもしれません。