クラログ

自動車関係の情報、ゲーム、ニュース紹介ネタを中心に気ままにお届けする雑記ブログです。

情報 海外 自動車

【ランドローバー】新型ディフェンダーが公開!

投稿日:

Pocket

2015年12月20日を持って惜しまれつつも生産終了となり67年の歴史に幕を下したランドローバー ディフェンダーですが、新型の開発が着々と進んでいます。

そして2019年9月に開催のフランクフルトモーターショーにて、ついに実物が公開されました!

新型ディフェンダー 現る

(和約)

画像を一目見るだけで、長い間待つだけの価値があったことに気が付くはずです。2020年式ランドローバー90が鉄ホイールを履いて脚を伸ばしているのです。シンプルな美しさと信頼性を感じさせる光景ではありませんか。

このモデル90とロングホイールベースのモデル110は、「95%が新しい」と言われる「多目的用」D7xプラットフォームが使用されています。古いラダーフレームシャシー、ソリッドアクスルは廃止されていますが、代わりにアルミモノコックとエアー、コイルスプリングを用いた独立懸架サスペンションが備わります。

しかしそれは、新型ディフェンダーがソフトになったというわけではありません。このモノコックは古いボディオンフレームに比べ、3倍もの強度を持ちます。グランドクリアランス291mm、水没可能高さ900mm、アプローチアングル38°、ブレークオーバー29°、デパーチャーアングル40°です。

ディフェンダー唯一のライバルであるジープ ラングラー ルビコンは、アプローチアングル44°、ブレークオーバー27.8°、デパーチャーアングル37°、グランドクリアランス270mmとなっています。

ボクシーなプロポーションには、オフロードの技術がふんだんに盛り込まれています。この車はランドローバー初の設定可能な地形応答システムを持っています。これによりドライバーはオフロードでのディフェレンシャル、スロットルレスポンス、ギアボックス、ステアリングやトラクションコントロールといった多数の設定をお好みで調節することができます。これが複雑すぎるように思えるなら、インテリジェントオートモードを使用することで、車にとってのベストな設定を可能にします。

もう1つの新しい追加機能は、Terrain Response 2のメニューにあるウェイドセンシングです。これによりドライバーは周囲の水の深さを思いのままにでき、抜け出した後にわずかにブレーキを引くことで、ブレーキディスクのコンディションをきれいに保ちます。

モデル110は、197馬力または236馬力を発揮する2.0リットルディーゼルエンジン、296馬力を発揮する直列4気筒ガソリンエンジン、そして395馬力を発揮する直列6気筒マイルドハイブリッドの4つのエンジンから選ぶことができます。

キャビンは先代ディフェンダーよりもファンシーになり、10インチ”Pivi Pro”タッチスクリーンインフォテインメントシステムが中央に備わっており、タフで実用的にデザインされています。さらに2020バージョンにはゴム製の床と「フラッシュフィットシル」が備わります。これにより内部を泥やほこりで固めてしまっても、簡単に拭いてきれいすることができます。ちなみにディフェンダーで冒険するつもりがない場合は、普通のカーペットインサートを選ぶこともできます。

18インチの鉄ホイールを履いている標準モデルにも関わらず、シートヒーター、パワーシート、ClearSightのグラウンドビューカメラ、デュアルゾーンエアコン、クルーズコントロール、モバイル接続などが装備されています。より快適性を上げるために、S、SE、HSE、そしてXのグレードが選べます。

外観には4つのアクセサリーパック「エクスプローラー」「アドベンチャー」「カントリー」「アーバン」が存在します。アドベンチャーには6.5リットルの浄水器とエアーコンプレッサーが荷室に備わり、車両サイド「ギアキャリア」が取り付けられています。冒険家には必須です。

モデル110の価格帯はエントリーモデルのディーゼルが45,240ポンド(約603万円)で、最も安い直列6気筒ガソリンでは78,800ポンド(約1050万円)となります。2020年中旬に加わるモデル90は40,000ポンド(533万円)から、商用モデルは35,000ポンド(466万円)からとなるでしょう。

このファンシーでボクシーな新型ランドローバーディフェンダーはフランクフルトモーターショーにて絶賛公開中です。

出典:https://www.carthrottle.com

・・・所管・・・・・・・・・・・・・・・

新型ディフェンダーのテスト車両は東京都内でも目撃されており、日本での発売も予定されているはずです。

モノコックボディーにはなりましたが、決してマイルドになったわけではなく、その見た目からも分かる通り本格的なオフロードSUVです。ジムニーのような無骨なオフロード車が人気ですから、鉄ホイールを履いた新型ディフェンダーの標準モデルなんかは、マニアには堪らないのではないでしょうか。

簡単に買えるような価格ではありませんが、ピカピカの状態を保つより、林道に繰り出してその真価を発揮させてほしいですね。

<関連記事>

【ランドローバー】新型ディフェンダー レゴブロックが公開!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

-情報, 海外, 自動車

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

【トヨタ】RAV4-PHVに浮かび上がる不安要素「緊急回避」

「Teknikens Värld」というスウェーデンの自動車雑誌が行っているテストにおいて、RAV4-PHVが稀に見る残念な結果になったというニュースです。 ムーステストという、突然現れる障害物を回避 …

【SUV】SUV”風”の車はなぜ存在する?ニーズはあるのか?

時代はまさに空前のSUVブームです。 適度な広さと使い勝手の良さで老若男女から人気を博し、とりあえずSUVさえ買っておけば、誰からも文句は言われないでしょう。 SUVとはそもそもスポーツ・ユーティリテ …

【2017】9月度新車販売台数分析 カムリが消えてしまう。

9月度の新車販売台数が自販連より発表されました。本記事ではそのデータをもとに詳しく分析したいと思います。新車ご購入の参考になれば幸いです。 ※輸入車、軽自動車は含まれません。 順位 車種名 メーカー …

【海外】あの”11フィート8インチブリッジ”がついに改修!

アメリカはノースカロライナのとある鉄道橋をくぐるアンダーパスでは、これまで200件以上の事故が発生しています。 その悪名高いアンダーパスが、ようやく改修されるようです。 ついに改修 高さ制限が低く、こ …

【海外】煽り運転, 急ブレーキ…話題の言葉は英語で何という?

近年交通トラブルにまつわるニュースが後を絶ちません。 なかでも煽り運転はこんなにメディアでも取り上げられているにも関わらず、未だに犯行に及ぶ愚かな人たちが存在しています。 しかしそうした車にまつわるト …

スポンサーリンク


管理人のクースキーと申します。

自動車関係の情報、ゲーム、ニュースなどをより多くの方に共有したく思い、個人的にお勧めする内容をこのブログにまとめていくことと致しました。

ときには生活用品など、気ままにお届けいたします。宜しくお願い致します。
記事内では一人称が「私」だったり「俺」だったり「自分」だったりしますが、現実では「僕」です。

ちなみに自動車はMT派です。ლ(´ڡ`ლ)

2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
スポンサーリンク