国内ではリコール問題が相次ぎその信頼性が揺らぐスバルですが、販売が好調なアメリカにおいて、累計生産台数が400万台を達成しました。
記念すべき400万台目は、シルバーの2019年式アウトバックです。
もちろん、アウトバック
(和訳)
スバルはお祭りムードの中にいます。今月初旬の新型アウトバックの世界デビューに続き、アメリカでの累計生産台数400万台を達成しました。スバルにとって日本以外で稼動する唯一の工場であり、1989年から生産を行っているスバル インディアナ オートモーティブ(SIP)では記念式典が行われました。
記念すべきアメリカ産のスバル400万台目は、シルバーの2019年型アウトバックでした。2019年4月22日月曜日の午前10時51分に組み立てラインから出てきました。スバルは2020年型アウトバックと2020年型レガシィの組み立ても、今年6月下旬からここインディアナの生産ラインで行う予定です。
SIAのシニア・バイス・プレジデントであるScott Brand氏は「これは我々にとって素晴らしいマイルストンになる。」「30年前に初めてスバル車を生産して以来、長い長い道のりを歩んできた。」と語りました。
SIPが生産を開始したのはおよそ30年前に遡ります。スバルはその間、生産能力を年間67,000台からおよそ年間370,000台に増強させてきました。近年では北米市場向けのアセント、インプレッサ、レガシィ、アウトバックを生産しています。
新型アウトバックが組み立てラインでの生産を開始すると、標準モデルをはじめ、プレミアム、リミテッド、ツーリング、オニキスエディションXT、リミテッドXT、ツーリングXTといったグレードが展開されます。販売は今年秋ごろで、納車開始はその数週間後になるでしょう。
2020 Subaru Outback
2020年型レガシィは考えられる限り、セダンが今年秋にも販売を開始し、標準モデル、プレミアム、スポーツ、リミテッド、リミテッドXT、ツーリングXTといったグレードで展開されます。いずれのモデルも、高いねじり剛性と高速での静音性を持つ”スバルグローバルプラットフォーム”が使用されています。
2020 Subaru Legacy
・・・所感・・・・・・・・・・・・・・・
スバルと言えば、日本国内でのレガシィB4の生産を終了すると発表しています。
2020年秋にも生産を終了する予定であり、国内販売継続についても”検討中”という危うい状態です。こもままレガシィは消えてゆくのでしょうか・・・。
400万台達成で今後も生産スケジュールがにぎわうアメリカとは対照的に、売れる車が限られた日本国内では、多くの名車たちが去っていきます。
三菱パジェロ、トヨタマークX・・・EVや自動運転といった新時代についていけなかったモデルが大量に消えていくのが、まさに今の時代と言えるのかもしれません。
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