自動車を運転するために必要な「運転免許証」に、ある変化が起こるようです。
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運転免許証の有効期限、西暦表記に 来春にも
警察庁は2日、運転免許証の有効期限の表記を現在の元号から西暦に変更する方針を決めた。パブリックコメント(意見募集)を経て道路交通法施行規則を改正する。システムの改修などが必要なため、変更は来春以降になる見通し。
2019年5月1日の新元号への切り替えを控えているが、同庁は「外国人の免許保持者が増加しているため」と説明している。現在は「平成34年○月○日まで有効」などと本来は存在しない表記になっていた。生年月日や交付日は現行通り元号で表記するため、和暦と西暦が混在することになる。
公的な証明書は元号と西暦で表記が分かれている。免許証や健康保険証は元号で、マイナンバーカードの有効期限は西暦が使われている。
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変更後イメージ
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外国人の免許保持者が増加しているため、有効期限への理解を確実にするための措置と言えます。
天皇陛下が在位30年を節目として譲位を希望されていることを受け、平成31(2019)年1月1日(元日)から新元号となる予定です。
そのため有効期限の欄には平成31年以降の期日が記載されていたりと、ありえない状態になるとされています。しかしいずれにせよ、生年月日や交付日は現行通り元号で表記するため、和暦と西暦が混在することに変わりはありません。