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【感想】新作クラッシュバンディクーで感じたこと!

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リマスターされた「クラッシュバンディクーぶっ飛び3段盛り」は2017年8月3日に日本発売となっています。

内容としてはPS1で発売されたクラッシュバンディクーの1作目、2作目、3作目をリマスターして一本にまとめたものですが、一通りプレイしてみて感じたことを書いていきたいと思います。

ちなみに自分はPS1版のクラッシュバンディクーを全てプレイしていますので、どう変わったのかにも注目して評価してみたいと思います。

目次

全体を通して

いくつかの表現がPS1版と比べて変わっていますが、これは海外版をベースにリマスターをした結果であり、当時から存在していた日本版との違いがそのままとなっているのです。これは1,2,3作全てに言えることです。例を挙げると、

・パッケージのクラッシュ君のテイストが違う

海外版ではワイルドなクラッシュ君がパッケージに描かれていますが、日本版ではいくらかマイルドなクラッシュ君に変更されています。PS1でもこの変化は見られ、今回のリマスター版でもなぜか変化させたようです。長い年月が経ってのリマスターですから、変える必要もないかと思いましたが・・・伝統でしょうか。

日本版パッケージ     出展:ja.playstation.com

海外版パッケージ         出展:base.com

・爆弾箱やニトロ箱の表記が英語

海外版をベースにしているため、爆弾箱が「爆弾のマーク」から「TNT」へ、「ニトロ」が「NITRO」表記になっています。ちなみに「TNT」とは「Trinitroroluen(トリニトロトルエン)」の略称で「火薬」という意味です。「NITRO」とは「Nitroglycerine(ニトログリセリン)」の略称でダイナマイト等の原料となります。

・いつでもセーブできる

PS1版でも「2」、「3」ではセーブポイントに行けばセーブできましたが、驚くべきことに「1」では特定のステージで隠された「タウナプレート」を3枚集め、ボーナスチャレンジにクリアして初めてセーブが可能でした。集め損ねたり、うっかりセーブをスキップするとまたやり直しです。その点このリマスター版ではいつでもセーブできるだけでなく、便利な「オートセーブ機能」が備わっています。これはうれしいですね。

・妹のココが使用できる

今回より妹の「ココ」が使用できるようになっており、また違ったプレイスタイルを楽しむことができます。わざと敵にやられて反応を見てみたり・・・など。

・ヒントが有難い

コースをロードする際に、そのコースのヒントを与えてくれます。「黄色ダイヤをもってくると秘密の道に行ける」とか「死なずにゴールするとスペシャルダイヤが貰える」といった具合に100%クリアを目指すには有難い情報が簡単に得られます。PS1版ではそういったヒントは一言もなく、やってみて確かめて覚えておくしかありませんでした。これまたうれしい機能です。

・ロードが長い

PS4であるにも関わらず、意外とロードに時間がかかります。ヒントをもらえるのはありがたいのですが、コースをクリアした後や、途中でやめた場合もロードが長いとイライラしてしまいます。コースの進みを間違えたりした場合はわざわざ一回コースを出る必要があるので、スタート地点からやり直せる仕組みがあってもよかったと思います。タイムアタックは失敗するとやり直せるんですけどね。

1作目:クラッシュバンディクー

気付いた点

・壊さなかった木箱がリザルト画面で全て頭に落ちてくる

日本版ではいくつ箱を取り残していようが、落ちてくる木箱は1個でした。しかし海外版では残した木箱全て落ちてくるようになっていたのです。このリマスターは海外版をベースにしているための仕様なようです。

・ボーナスステージのタウナがさらわれる

ボーナスチャレンジのゴール地点にクラッシュの恋人「タウナ」が立っていますが、日本版PS1ではタウナはすぐにその場からフェードアウトしました。海外版PS1ではずっとそこに立っていたのですが、今回のリマスター版ではコルテックスにさらわれていくモーションが加えられています。ここは日本版、海外版ともに異なった表現となっています。

・「原住民」がリアル

特定のステージで盾を持って邪魔をしてくる「原住民」がいますが、解像度が上がった結果ちゃんと人っぽくなっています。PS1では頭に笠をかぶっているのかと思っていましたがPS4で髪の毛だと判明しました。これに限らず様々な敵キャラが鮮明に描かれているので「こういう感じだったのね」と納得できました。

PS1の「盾を持った原住民」。もはやキノコである。
出展:crashbandicoot.wikia.com

 

2作目:クラッシュバンディクー コルテックスの逆襲

気付いた点

・見えなかった木箱が見えるようになっている

特定のステージでは、PS1版では画面の外に木箱が存在し(意図的なものかは分からない)、これを見つけられないために苦労したことがありました。しかしリマスター版では最初から見えた状態となっており、簡単に見つけられました。おそらく画面設定のためでしょうか?

・ココは使いづらい?

今回のリマスターの特典である「ココ・バンディクー」ですが、定かではありませんがジャンプ力でクラッシュに劣っている気がします。とあるステージでココを使用したところ、いくらやってもジャンプが足りませんでした。クラッシュで再度チャレンジした結果うまくいった場合があります。ひょっとするとココに慣れていなかっただけかもしれません。

・まっすぐ歩けない時がある

どういうことかといいますと、リマスター版でも十字キーを使った操作が可能です。しかし画面は真横から映していない場合もあり、そのようなときに十字キーの横を押した場合、結果的に斜めに進むこととなり、落下したりしてしまいます。どうやら本来はアナログキーでプレイし、十字キーは特典みたいなものなのでしょう。ですが大抵の場合は十字キーでどうにかなります

3作目:クラッシュバンディクー ぶっ飛び世界一周

気付いた点

・ワープルームのセーブモニターが機能しない

リマスター版ではオートセーブ機能に加え、いつでも自由にセーブが可能なことから(もちろんプレイ中は不可能)、セーブするためにワープルームに置かれている大きなモニターの前に行く必要はなくなりました。代わりにそのモニターにはココがパソコンを接続しているらしく、様々なステージの映像がかわるがわる映し出されています。ココと入れ替われるようになるとモニターには何も表示されなくなります。

・セーブモニターは機能しないのにヒントを与えるアクアク

3ではコースに入った際に、場合によってはストーリーに沿ったナレーションイベントが発生します。敵の顔が出てきて何か喋ったりするわけですが、序盤ではアクアクが出てくるときがあります。その際「セーブするには中央のモニターに行くとよいぞ」などと発言します。これはPS1版のナレーションを忠実に再現した結果であり、嘘をついているわけではありません。結果的にずれちゃってますけどね。

・全体的に効果音が薄くなった?

ココマリンのエンジン音や敵のミサイル発射音など、「ドカバキ」言うはずの音が柔らかくなっており、迫力に欠ける場合があります。「もっと爽快な音がしたはずなのにな~」という場面が多々ありました。自分だけ?

・曲が突然消えた

とあるステージでダメージを受けた際、それ以降の音楽が消える現象が起きました。場所が変われば復活したのですが、まあこういうことはよくありますよね。

まとめ

解像度が大きく向上したことでキャラクター始め、敵キャラもイキイキしており、全体的に雰囲気が明るくなっています(PS1の時代と比べるのも酷ですがw)。クラッシュをプレイしたことある方はもちろんのこと、プレイしたことのない方も大いに楽しめる作品となっています。

しかしテクスチャーが上がった結果、判定がシビアになっています。例えば丸みを帯びた台に飛び乗った場合、PS1では端の方に着地しても問題ありませんでしたが、リメイク版では「しっかりと」滑り落ちてくれます。

それでも全体的にPS1版よりもやさしくなっており、非常にプレイしやすいゲームです。ステージをクリアしていくだけの単純明快な中に、程よい謎を散りばめた昔ながらのアクションゲームをプレイすることは、この2017年になかなか無いかと思います。オンラインに繋いで誰かと対戦して楽しむのもいいですが、時間のある時に軽くプレイし、ひたすら100%を目指すのも楽しいものです。プレイスタイルという観点では、15年前のそれと変わりませんでした。もちろん昔の方が熱中してましたが(笑)。改めてテレビゲームとは何かを考えさせてくれます。

話が深くなってしまいましたが、これを皮切りにクラッシュバンディクーシリーズの復活となって行くことを望みます。だいぶブランクがあるクラッシュ君ですが、これから先もぶっ飛んでもらいたいですね。

 

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