アメリカはノースカロライナのとある鉄道橋をくぐるアンダーパスでは、これまで200件以上の事故が発生しています。
その悪名高いアンダーパスが、ようやく改修されるようです。
ついに改修
高さ制限が低く、これまで数え切れないほどのトラックを引っ掛けてきたあの有名な鉄道橋が、なんと改修されることになったようです。
▶Speeding semi gets smashed up at the 11foot8 bridge – yovo68
この“11フィート8インチブリッジ”はノースカロライナ州ダーラムのグレッグソン通りに架かる鉄道架台であり、物理法則の厳格な施行で高い評価を得ています。11フィート8インチ(355.6cm)を超える高さのトラックはこの頑固な構造物の下を通り抜けることはできません。このチャンネルでは、この橋を通り抜けようとする不運なドライバーのさまざまな試みをお届けします。ある者は卑劣になろうとし、ある者は素早くしようとし、ある者は議論しようとしますが、橋が常に勝ちます。地元の人々がそれを「canopener!(缶切り)」と呼ぶ理由です。
この改修により、強度は保ちながら線路を支える部分をスリムにし、クリアランスを8インチ(20.3cm)ほど広げます。ほとんどの軽中型トラックがその下を通過できるようになり、二度と新しい事故を見ることはなくなるでしょう。
The North Carolina Railroad Overpass at Gregson Street (The 11′-8″ Bridge) will be closed to all through traffic 24/7 from October 23 to Nov 5 in order to raise the 11’-8” Railroad Overpass. 1/4 pic.twitter.com/120XzikVbl
— Durham Transportation Department (@movesafedurham) October 18, 2019
この橋は、最初の映像が投稿されてから10年以上もの間、カルト的な人気を博してきました。Jurgen Henn氏が2008年にカメラをセットして以来、この場所ではおよそ200件もの事故が発生しています。
当局は特殊な高さセンサーにより、引き返すように表示する警告表示を設置しましたが、無視するドライバーも多く、効果は薄かったようです。
日本でも魔の交差点のような場所は各地に数多くありますが、ここまで事故が多いのに10年もそのままというのは、どういった理由であれ対応が遅すぎますね。また、最近の車は大型化してきていますから、自分の車両のサイズをしっかりと把握しておくことも大切かと思います。