交通事故のニュースは毎日のように聞きますが、最近ではドライブレコーダーの普及により、その瞬間の映像が記録されていることが多くあります。
ここ最近のケースをまとめてみました。
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東名高速 飛び出し事故
2017年6月10日午前、愛知県新城市の東名高速道路の上り線で、47人が乗った観光バスに乗用車が衝突し、乗用車を運転していた浜松市の62歳の医師が死亡しました。また、大けがの6人を含め、バスに乗っていた45人がけがをしました。
対向車選から飛んできた乗用車がバスに突っ込むという、前代未聞の大事故でしたが、その瞬間の映像をバスのドライブレコーダーが撮影していたのは記憶に新しいはず。
▶東名バス事故ドライブレコーダー映像 – SankeiNews
群馬渋川 スーパー突撃事故
2018年6月10日 群馬県渋川市行幸田のスーパー「とりせん渋川店」で乗用車が店内に突っ込み、客や従業員計15人が重軽傷を負った事故です。
▶スーパーに車突っ込む14人重軽傷 群馬 渋川 – Mainichiニュース
これまでの場合スーパーに突っ込んだ後の映像しか見られませんでしたが、偶然撮影された瞬間の映像から、その勢いの凄まじさを感じとることができます。
デイサービスカー突撃事故
2018年7月25日 兵庫県三田市の動物病院に、デイサービスの利用者らを乗せた車が突っ込み、利用者3人が軽いケガをしました。動物病院は倉庫として使われていました。
▶2018 7 25 兵庫県三田市 新三田駅前交差点 デイサービスのハイエースが動物病院に突っ込む – makoto nakanishi
突っ込んだ状況を見るだけでは、まっすぐ突っ込んだように見えますが、直前に交差点を左折し、そのまま突っ込んだと分かります。こうした映像があることで事故の状況が鮮明にかつ早急に把握されるのです。
ドライブレコーダーをつけよう
こうした映像を偶然撮影し、ニュースなどで取り上げられる場合、テレビ局からこのようなスクープ映像を提供した謝礼で、数万円の謝礼金が受け取れる場合があります。
それを狙ってドライブレコーダーを付けるわけではありませんが、事故の状況を記録した鮮明な証拠動画は、原因の早期究明にも役立つことでしょう。
また、煽り運転といった道路上のトラブル「ロードレイジ」に対する証拠映像/抑止効果にも繋がります。近年は様々な機種が登場しており、価格もお手頃な物が多くありますので、是非設置を検討してみてはいかがでしょうか。