2021年3月、ヨーロッパ某所でハンドリングテストを行うホンダ・CR-Vが目撃されています。
そのスパイショットを基に作成されたレンダリング画像をご紹介します。
あまり変わらない?
(和約)
ホンダ・CR-Vの新型については、今年始めにはいくつかの試作車をヨーロッパで見かけました。Kolesaによってカモフラージュを取り除いたイメージレンダリングが作成されました。もちろん非公式ですが6代目となる新型CR-Vの機能的な姿を想像することができます。
Kolesaが作成したCR-Vのレンダリングには現行モデルのプロポーションとスパイショットに見られる新しいグリルの形状が合わさっています。台形型のグリルの側面には現行のホンダ・パスポートにも似た薄型のヘッドライトが配置されています。窓枠のラインはより高くなっていますが、リアは大きく変わっておらず6代目でも縦型のテールライトデザインは健在なようです。
しかし、このレンダリングにおけるプローポーションには合意できません。プロトタイプではより長いボンネットとオーバーハングがサイズの拡大を物語っており、このレンダリングにはそれが反映されていません。サイズの拡大がアメリカにはない3列シートによるものなのか分かりませんが、その他の市場では7人乗りも選択できるため不可能ではないはずです。
どのレンダリング画像も架空のもので、実際は大きく異なる可能性があります。パワートレインについても情報は乏しいですが、プラグインハイブリッドのような電動化が行われても驚きはしません。
新型CR-Vは2022年~2023年に公開されると予測できます。今年の終わりから来年の始めにかけてはプロトタイプの目撃も増えるでしょうから、デザインについての詳細も見えてくるはずです。
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ホンダと言えばオデッセイやレジェンド、NSX、S660といったおなじみのモデルについて生産を終了すると発表して話題となっています。
CR-Vはについては開発が進んでおり継続すると考えられますが、正直日本国内におけるCR-Vの存在感は皆無に等しいのが現状です。これも海外である程度売れているから残るのであって、売れなくなればそのままモデル廃止になることでしょう。
だからこそより「ホンダらしさ」が必要となります。SUVについてはかつて販売されていたエレメントやクロスロードといった個性的なモデルが必要です。ラインナップを整理しているところだと思いますが、売れないモデルを廃止するだけでは何も変わりません。
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