マツダは、新型「ボンゴ ブローニイバン」を発表しました。
9年ぶりに復活したブロー二ィですが、なんとトヨタ・ハイエースのOEMなのです!
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5月13日発売開始
トヨタからは標準ボディ・標準ルーフのスーパーGLとDXが供給され、搭載エンジンは2WDは1TR-FEガソリンエンジンのみ、4WDは1GD-FTVディーゼルエンジンのみの設定となります。
DX
GL
エクステリアはエンブレムが変更されているだけで、ハイエースからの変更はありません。そのためハイエースと同等の機能性を持ち合わせています。
トヨタ・ハイエースDX/DX“GLパッケージ”
これにより、ボンゴ ブロー二ィバンは2代目SK型(1999年-2010年)から9年の時を経て復活となります。OEMとしてですが、クラス的には妥当な位置づけと言えます。
ボンゴ ブロー二ィバン GL
マツダとトヨタの関係とは
マツダとトヨタの関係として、2017年8月4日、豊田章男(トヨタ自動車社長)と小飼雅道(マツダ社長)は、そろって都内で記者会見し、連携強化のため2015年に結んだ従来の業務提携から資本提携にステップアップすることに合意したと発表しました。EV(電気自動車)やコネクテッド技術の共同技術開発といった、これからの時代を共に協力するための提携ですが、この資本提携を受けマツダは商用車の生産から撤退し、順次トヨタ製の商用車へと移行していくことになりました。
トヨタとマツダ、業務提携で合意。EVやコネクティッド技術を共同開発
出展:Car Watch
そのため、2018年6月21日にフルモデルチェンジして発売を開始した新型ファミリアバンはトヨタ・プロボックス/サクシードのOEMとなりました。
残るは「ボンゴバン」のみ
トヨタとの資本提携によりファミリアバンがプロボックスのOEMとなり、復活したボンゴブロー二ィはハイエースのOEMとなりました。その他の車種においても、トヨタ製の商用車へと移行されていくことになります。
その結果、ボンゴバンはライトエースになり、ボンゴトラックはライトエーストラックのOEMにシフトするでしょう。これによりマツダの商用車は全て他者からのOEMとなり、自社生産のモデルが消滅となります。
マツダの商用車が欲しい方は、気にしておいてください。