最新の衝突安全基準や排ガス規制に対応することが難しくなったという理由により2015年12月20日を持って惜しまれつつも生産終了となり67年の歴史に幕を下したランドローバー ディフェンダーですが、新型の開発が進んでいるようです。
新型ディフェンダー 2020年登場か。
(和訳)
ランドローバーの新型ディフェンダーのカモフラージュされたテスト車両が確認されました。生産間近と思われます。
出典:www.autoexpress.co.uk
2018年パリモーターショーについていえば、Jaguar Land Roverのチーフマーケティングオフィサーであるフェリックス氏は「アイコンの再生を正式に公表することに一歩近づくことは、とても興奮しています。」と述べています。
我々は冬にも新型ディフェンダーのテスト車両を目撃していますが、車両はただレンジローバースポーツを短くしたものにディフェンダーの装備を搭載しただけのものでした。今回捉えた写真は生産モデルにより近いディフェンダーとしては初めてのものです。
この写真に関してLand Roverは公式なコメントをしていませんが、声明のなかで、Jaguar Land Roverは幅広い技術と技術開発プログラムを運営しているとしたうえで、ディフェンダー・プログラムは順調に進行しており、その開発がエキサイティングな段階にあるとしています。
この新型ディフェンダーの発売日は不明確なものの、Land Roverは顧客への納車が2年未満であることを暗示しています。 フェリックス氏はAutoExpressに次のように語っています。「2020年までに本当に興奮したお客様には初めての車を届けなければなりません。列車は駅を出発していますが、特定の日に急いでいるわけではありません。」
出典:www.autoexpress.co.uk
新しいスパイショットは、古典的なディフェンダーの形の完全な更新を明らかにしています。 4ドアのテストカーには、重い被覆材で覆われているように見える大きなフラットなボンネットがあります。下のスリムなグリルには、同様に滑らかなヘッドライトユニットが両端にあります。使い慣れたランドローバーの通気孔はフロントホイールアーチの後ろに見え、窓は箱のようなショルダーラインから戻っています。
後部では、新型ディフェンダーの側面が屋根の方に向かって先細りになり、サイドヒンジ式のテールゲートがよりよく知られている正方形の照明ユニットに隣接する荷物ベイにアクセスできるようになっています。
しかし、それらは古いモデルとの類似点を示しますが、Land Roverは元のレプリカを製作したくないことは明らかです。 フェリックス氏は次のように述べています。「新しいディフェンダーは単純にコピーキャットではなく、レトロなものです。それはLand Roverのゲームを動かすものになります。」
写真の車両には、DVLAの登録情報に基づいて2.0リットルのディーゼルエンジンが装備されていますが、2020年後のモデルすべてが何らかの方法で電化されることをLand Roverがすでに確認しているので、少なくとも48ボルトのマイルドハイブリッドシステムになると予想されます。Jaguar Land Roverは、すべての世界市場で成功するためには、ディフェンダーが「バランスの取れたエンジンポートフォリオ」を必要とすると主張しています。
これは長いホイールベースのディフェンダー 110モデルのようですが、Land Roverはより短いホイールベースでディフェンダー 90を開発しており、そのバージョンの価格はわずか40,000ポンドからとなるでしょう。
出典:www.autoexpress.co.uk