トヨタiQをベースに作られ、2012年まで販売されていたアストンマーチン「シグネット」がここへきてなぜかチューンナップされました。
顧客の要求に応えて
シグネットはアストンマーチンの歴史的に重要ではないですよね?販売低迷を理由に2012年に打ち切られた時、このトヨタ iQをベースに作られた「もの」をもう見ずに済むのが嬉しかったです。
しかし、シグネットには償還のチャンスが与えられています。 アストンマーティンのQブランチは、1.3リットルのインライン4ではなく、旧Vantage Sから拝借した4.7リットル自然吸気V8エンジンを搭載したワンオフ版を作りました。
理由?信じられないことに、顧客がこれを要求したのです。プロジェクトの本質を考えると、コストについての言葉はありませんが、作品の特注性が高いため安くはありません。
右ハンドルのシグネットのボディシェルにはロールケージが溶接され、アストンマーチンは「このプロセスでシャーシの不可欠な部分になっている。」といいます。 エンジンに合うように、新しい隔壁と伝動装置を製作しなければなりませんでした。
トラックは、カーボンファイバーのコンポジットアーチエクステンションで大幅に拡大され、19インチ、5スポークのアロイホイールをカバーします。
ありがたいことにブレーキがアップグレードされ、6ピストンのモノブロック・キャリパーが前面に380mmのディスクを締め付け、4ピストンのキャリパーが背面の330mmのディスクを占めています。 サスペンションのセットアップは、フロントとリアにダブルウィッシュボーンを搭載しています。
V8はこのシグネットのためにデチューンをしているわけではなく、すなわち430馬力、316ポンドのトルクを発揮し、7速「スポーツシフトⅡ」シーケンシャルギアボックスを経由してリアへと伝わります。オーダーメイドの2本出しエギゾーストシステムのおかげで、心地よい爆音が聞こえることでしょう。
重要もかなり増しており、今や1375kgに達します。 しかしそれはVanquish Sよりも軽いのです。実際に発電所を借りるような車よりも速く、面白いほどに加速します。 0-60mphは4.2秒、最高速度は170mph(272kph)です。
キャビンではペアのレカロバケットシートが目に入ります。4点ハーネスとなっており、取り外し可能なアルカンターラのステアリング、カーボン製ダッシュボードが新調されています。インパネはVantageから拝借されています。しかしレザートリムやエアコン、2つのUSBポートといった高級要素も用意されています。
シグネットV8は今週開催予定の「グッドウッドフェスティバルオブスピード」でお披露目される予定となっており、大きな音を立てながらのヒルクライムが行われることでしょう。
出展:www.carthrottle.com