BMWジャパンは5月10日、25車種7万台について、エンジンのブローバイヒーターに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。
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BMW7万台リコール=発火の恐れ、事故2件
BMWは10日、エンジンの排ガス対策装置に問題があり発火の恐れがあるとして、乗用車「523i」など25車種、計7万978台(2005年10月~11年12月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
国内で火災事故が2件発生しているが、けが人は出ていないという。
同省によると、装置に取り付けられているヒーターに不具合があり、発火した場合、延焼する可能性もある。2件の事故はいずれも停車中に発生していた。このほか、不具合は12件起きている。
出展:www.jiji.com
海外メディアによると、BMWは昨年、安全の問題から36,410台のガソリン車をリコールしていましたが、今回のリコールは最初のリコールではカバーしきれなった似たような問題が明らかになったためとしています。
国内対象車種
5月10日、BMWより国土交通大臣に対してリコールの届出がありました。
それによると対象となるのは、
「130i」「323i」「325Xi」「330i」「330Xi」「325iツーリング」「523i」「525i」「528i」「530i」「523iツーリング」「525iツーリング」「528iツーリング」「530iツーリング」「530Xiツーリング」「630i」「Z4 2.5i」「Z4 3.0Si」「Z4クーペ 3.0Si」「Z4 sDrive 23i」「X1 xDrive 25i」「X3 xDrive 28i」「X3 2.5Si」「X3 3.0Si」「X5 3.0Si」の25車種で、2005年10月27日~2011年12月20日に製造された計7万0978台です。
以下の国土交通省HPにて対象車種が確認できます。
改善措置
改善措置としては、全車両に対しブローバイガスヒーターを対策品に交換するとしています。
このところBMWを取り巻く悪いニュースが多く聞こえてきます。外車は壊れやすいというのはひと昔前の話だと思っていましたが、意外とそうではないようですね。