いくら車が好きと言っても、全てを知り尽くしている人は存在しません。
「そうだったの?!」と言うことがまだまだたくさんあるのです。そういったトリビア的な小ネタをジャンル問わずいつくかご紹介いたします。
目次
スバル・ヴィヴィオ
「日産・フィガロのテールライトを流用している」
1992年3月にレックスの後継モデルとして発売された軽自動車ヴィヴィオ。
そのうち1995年に追加されたクラシック仕様「ビストロ」のテールランプは、日産・フィガロのものが流用されています。ちなみにフィガロは1992年に生産を終了しています。
こういう部品流用は意外と多い
ホンダ・ライフ
「2代目は1年で生産終了した」
1971年から1974年にかけて販売されていた初代ライフ。その2代目としておよそ24年ぶりに復活したライフは軽トールワゴンとして1997年4月に登場。
しかし軽自動車法改正の直前に発売された影響もあり、この2代目ライフは1998年9月までのおよそ1年半しか生産されませんでした。その後ボディサイズを拡大し、衝突安全性能を向上させた3代目は、1998年10月から2008年8月までのおよそ10年間販売されました。
意外と希少車種
ホンダ・インスパイア
「自動ブレーキを世界初搭載」
今では当たり前となった自動ブレーキ。その前身である「追突軽減ブレーキ」(CMS:Collision Mitigation brake System)を世界初搭載しています。
ミリ波レーダーで前方およそ100mにわたって車両を検知し、車間距離、相対速度、予測した自車の進路などから追突回避が不可能と判断した場合はブレーキ制御を行います。
こういう技術は大抵高級車から始まる
ホンダ・オデッセイ
「アメリカでいすゞ車として売られていたことがある」
1994年に発売し大ヒットとなった初代オデッセイ。そのOEMとして1996年に登場したのがいすゞ・オアシスです。当時SUVを持たないホンダに対しいすゞはビッグホーンをOEM供給しており、北米内のみの相互OEMとしてミニバンを持たないいすゞにオデッセイが供給されました。
日本国内では日産・エルグランドをいすゞ・フィリーとしてOEM供給を受けていたためか、販売されることはありませんでした。
1代限りで終了となった
トヨタ・シエンタ
「一度生産終了したが、後継車が全く売れず復活させた」
日本国内の道路事情に即した5ナンバーサイズのミニバンとして2003年に発売された初代シエンタ。
2010年8月に販売終了となったものの、代替車種とされていたパッソセッテ(ダイハツ・ブーンルミナスのOEM)の売れ行きが著しく不振だったこともあり計画が変更。2011年5月に安全装備の追加などの法規制対応が施された上で生産・販売が再開されました。その後2015年7月に2代目へフルモデルチェンジしています。
ちなみにパッソセッテは一度の改良もされることなく生産終了した