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【東名高速バス事故】現場・原因分析

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事故現場について

今回の事故は東名高速道路新城PA(上り)入口付近で発生しました。既に報じられている通り、現場手前の路肩側ガードレールに、死亡した医師が乗る乗用車の接触跡が残っていることから、乗用車はこの衝撃で制御不能のまま中央分離帯側に突っ込んだとみられています。

⇩新城PA(上り):愛知県新庄市富岡東川東川60-467

上のグーグルマップでいうと、観光バスは左から、医師の車は右から来ていたことになります。医師の車にとっては緩やかな右カーブになっていることが分かります。今回の事故で医師の車がコントロールを失った原因として、新城PA(下り)の本線合流付近の路肩に接触したことが報じられています。

しかしなぜ医師はゆるやかな右カーブを見落とし、路肩に接触したのでしょうか?

高速道路を走る際、最もと言っていいほど気をつけるのが「合流」です。インターチェンジの出口やパーキングの入口を通り過ぎると、必ずインターチェンジの入り口やパーキングの出口と合流することになるのは誰しも分かるはずです。
「合流する車がいるかな?」「タイミングによっては追い越し車線に移らないと。」などと自然に考えると思います。

そんな緊張する場面でよそ見をしていたと考えるのは、やはりなんだかしっくりきません。

スピードが出ていた?

NHKの報道によると、乗用車が事故が起きる13分ほど前に現場から20.9キロ離れた浜松市の浜松西インターチェンジから高速道路に入っていたことが、捜査関係者への取材で分かっています。現場までの速度は平均すると時速およそ90キロになり、スピードは出ていませんでした。つまり曲がり切れなかったようなことはなかったと言えます。

 車の違い?

医師が乗っていたのはマツダのデミオですが、自分の車の修理中に代車として借りていたものだと分かっています。しかしいくら自身の車と違っていても、緩やかなカーブを見落とす原因にはならないでしょう。

慣れない道だった?

死亡した医師、伊熊正光さん(62)は静岡県菊川市にある菊川市民病院を平成29年3月31日付で退職されています。その後、現在の勤務先である愛知県額田郡幸田町にある京ケ峰岡田病院に勤めていたとされています。4月から勤務を開始したと仮定しても、まだ2カ月ほどしか勤務していなかったことになります。

さらに、伊熊さんは火曜日と土曜日の外来診療が担当だったことを考えると、多くても20回ほどの勤務と推測されます。

医師の住む(静岡県浜松市東区有玉北町)から病院(愛知県額田郡)までのルート

東名高速道路を通る上記のルートでも、少なくとも1時間以上かかることになります。以前勤めていた病院が静岡県内であることを考慮すると、急に高速通勤を始めることになった可能性も考えられます。

慣れない高速道路、慣れない道を走っていたことが、この事故の最大の原因と考えます。

最初は気をつけて運転していたと思いますが、何度か同じルートを通るに従って慣れが出てきます。その「慣れ始め」に注意力が散漫となり、ガードレールに接触してしまったのだと思います。

62歳という年齢は、普通に運転する分には問題ないでしょう。
こういった事故は誰にでも起こりうるのだと、気を引き締めてハンドルを握ることが大切です。

※本内容はあくまで個人の見解であり、正式な事故原因は明らかになっていません。

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