若いうちからしっかり貯金しておけば、何かあった時必ず役に立ちます。
でもなかなか思ったようにお金が貯まらない・・・そんな方も多いのでは?
本記事では、確実に貯金をしていくために必要なポイントをお教えいたします。これを実践すれば必ず貯金できるはずです。
目次
①収支を把握する
まずはあなたの収入・支出を把握しましょう。ここでは固定費のみ、つまり家賃、光熱費、駐車場代、インターネット代、携帯代、保険料など、何もしなくても減っていくお金だけを差し引きましょう。その結果残るのが「自由に使えるお金」です。
要するにこの「自由資金」だけで生活しなければならないわけですが、全て使ってしまうともちろん貯金できません。使う量を極力抑えるのがコツなわけです。
まさかこの時点でマイナスの方はいませんよね(笑)
②目標を設定する
20代であれば、まずは小さめの目標として「自由資金」の半分を目標に貯金しましょう。
考えてみてください。この自由資金をオーバーする生活は、すなわち赤字なわけです。毎月毎月赤字であれば経済破綻してしまいますが、そうでないならばある程度お金に融通がきくはずです。人によっては半分以上貯金に回せるかもしれませんよ。
いつか買いたい物を目標にするのもよいでしょう。
③自炊する
目標を立てたらいよいよ節約生活の始まりです。一番調整しやすいのが食事です。コンビニや外食ではなく、極力自炊しましょう。
例えば晩御飯だけを考えると、外で牛丼のサラダセットを食べたとすると620円かかります。これを自炊に変えると・・・
ご飯1合は150gですので、5kg1800円で買ったお米の場合、5000g/150g=33.3合分、つまり1800円/33日=54.5円/日となります。
これにおかずとなる豚肉、野菜を400円ほどで買っても455円となり、165円の節約が可能となります。
ちりも積もれば山となる方式で、1か月30日計算で4950円の節約となります。
さらに野菜を1本170円の750mlペットボトル入りの野菜ジュースに置き換えた場合、1日150ml飲んだとして5日分、170円/5日=34円となり、さらなる節約が期待できます。
しかし忘れないでほしいのが、栄養バランスと満腹感は満たすように注意してください。バランスが悪いと健康を損ないますし、お腹が減っては集中力が維持できません。体調管理あっての節約法です。
④消耗品は無駄遣いしない
無駄遣いしないのは節約の基本です。ケニア出身の女性環境保護活動家、故ワンガリ・マータイが「モッタイナイ」というように、言わずと知れた世界標準の考え方です。
光熱費の無駄遣いはもちろんですが、ボディーソープ、シャンプー、食器用洗剤、衣類用洗剤、消臭スプレー、ティッシュ、トイレットペーパー等の無駄遣いをやめましょう。
また、これら消耗品はそれぞれ一定の周期で使い切ってしまいますが、たまに一斉に切れてしまうことがあります。そうなると出費がかさみますので、各々バランスよく使いきるようにして、出費の感覚を和らげることも大切です。結果的には同じですが、月に使えるお金には限界があるという意識を持ってください。
⑤いらないものを売る
節約だけでなく、収入以外にお金を作るのも手です。身の回りの必要ないものを打って小遣いを稼ぎましょう。ものを売る方法として大きく2つあります。
「リサイクルショップへ持ち込み」
ハードオフ、オフハウスやブックオフなどのリサイクルショップへ持ち込み、査定してもらう方法です。この場合余計な手続きや手間はかかりませんが、査定員の評価で売ることになるため、多くの場合あまり高く売ることはできません。
自分も数回しか履いていない新品のフットサルシューズを箱ごと持って行ったにも関わらず、数百円にしかならなかったことがあります。
「インターネットで売る」
ヤフオク、モバオクなどのフリマサイトで売る方法です。なかでもおススメは「メルカリ」です。この場合梱包や配送の手続きを自分でする必要があり、少々の手間はありますが、自分で値段を設定できるので多くの場合満足のいく取引ができます。
上記のフットサルシューズの場合、4000円で売りたいなら4000円で売ることができるわけです。売れたら儲けもんですよね。
おススメはしませんが、「せどり」という方法があります。これはリサイクルショップなどで安く仕入れたものに、儲けを上乗せしてネットで売るという方法ですが、失敗するとただただ損をするだけなのでやめときましょう。もちろん使うために買ったけど使わなくなったので売るのは問題ありません。
まとめ
以上のポイントを意識していれば、必ず貯金できるはずです。大切なのは「月に使えるお金には限界がある」ということと、「その限界を広げるために物を売るという方法がある」ということです。
貯金があればあるほど安心できますし、お金が貯まっていくのを見ていると楽しくなってくるはずです。無理せず、楽しみながら貯金をしましょう。
しかし節約も大切ですが、人付き合いに影響がないよう気を付けてください。飲み会や食事の誘いを節約のために断る必要はありません。節約した分飲み食いできると考えましょう。