誰しも理想の「車像」があるかと思います。
サイズはこれくらい、デザインはこう、エンジンは・・・等と考えた結果、欲しい車は昔の車だけで、最近の車には魅力を感じないという人も多いのでは?
今回は私クースキーが理想とする車を考えるシリーズ第1弾ということで、セダン編です。私が考える理想のセダンを考えてみたいと思います。ですがより現実的にするため、まずは個人で勝手にメーカーを作りました。
クースキー自動車
ということで理想のセダンということですが、まずは全体のプロポーションです。
最近のセダンというと「ずんぐりむっくり」といった感じですので、やはり自分はもっとシャープなデザインが好みですね。なおかつどっしりとした重厚感があればセダンとして魅力的になると思います。
これが私が作り上げた理想のセダンです。いくつかポイントをお教えしましょう。
ノッチバックセダンである
ボンネットと、独立したトランクリッドを持つトランクルームの間に車室を持つタイプのセダンです。このタイプは静粛性に優れ、車体剛性が損なわれにくく、安定しやすい特徴があります。そしてなにより「ザ・セダン」というプロポーションがこの形です。
さらに、最近の尻あがりなデザインではなく、むしろ尻下がりなデザインが理想です。広いトランクルームのおかげで衝突時の被害低減もでき一石二鳥です。
後輪駆動(FR)または四輪駆動(AWD)
後輪駆動や四輪駆動の場合はサスペンションアーム、プロペラシャフト、デフ、ドライブシャフトがトランクルームの前や下に位置するためラゲッジルームがいびつな形状となったり、容量が限られる場合があります。ですがスポーティな走りができるFR、もしくは走破性の高いAWDが理想です。
スポーティといっておいて何ですが、スポーツ走行を得意としているわけではありません。あくまでパワーがあり、スムーズな加速・減速が行えるという意味でスポーティなのです。
トランスミッションはコラムATもしくはコラムMT
ハイブリッドや電気自動車ではなくエンジンのみを使用し、不可解な変速を排除するためにATを採用します。MTトランスミッションにはあえてコラムMTを採用します。
シンプルなデザイン
ごちゃごちゃとしたフェイス、不可解な曲面などは一切ないシンプルなデザインが理想です。中でも後輪のタイヤハウスはタイヤの上部を隠すようなデザインを採用します。これは80~90年代に流行したスタイルですが、今でも十分通用するはずです。タイヤ交換などのメンテナンスに支障をきたしますが、デザインを優先しましょう。
さらにテールライトは横一直線に配置し、まとまりを演出します。エグゾーストは左右2本出しとし、バランスのよさを印象付けます。
クラシックグレードを用意
グレードには往年のバブリーなセダンを彷彿とさせるデザインを盛り込んだ「クラシックグレード」を用意します。フェンダーミラー、オリジナルグリル、サイドツートン、ゴールドモールをあしらい、リアウインカーも拡大されています。
これが私の考える理想のセダンです。あくまで見た目だけのものですが、最近こういったストレートなセダンは見なくなりましたよね。単に古い車が好きなだけかもしれませんが、よく車好きからは「中身は最新でいいから外身を昔のものにしてほしい」という声も聞きます。デザインは巡り巡ってくるものですから、ひょっとするといつかは理想の角ばったデザインが流行る日が来るかもしれませんね。
皆さんの理想はどういったものですか?おそらく理想をかなえてくれる車が発売されることは100%ないかと思います。
妄想は尽きませんので、今後は種類を変えて形にしていきたいと思います。